2011年10月04日19:00 カテゴリ書評/画評/品評Art まずはアイコンから - 書評 - デザインセンスを身につける デザインセンスを身につける ウジトモコ 著者および出版社より献本御礼。複数来たので。 正直、「構図」をもっと工夫して欲しかった。フォーカスが甘い。 壮大にして抽象的な「グランドデザイン」に関する語りは最小限にとどめ、いや可能であればばっさり切って、第一章第一項の「デザインのセンスは「アイコン」に宿る」だけで一冊にするべきだった。 しかし、この部分が素晴らしい。この部分こそ"designphobia"解消の第一歩となるべきものだ。 名著「デザインイノベーション」がグランドデザインの一冊なら、本書「デザインセンスを身につける」は「マイクロデザイン」とでも言おうか、「ナノデザイン」とでも言おうか、「きっと何者にもなれないオレタチでもできるデザイン」の一冊。 目次 第一章