東京最終公演に行ってきました。 ライブ会場に入ったら四方八方女性でした。両隣の二人は一曲目で号泣。いやいや、泣きすぎでしょと思いますよ、当然。ところが、二曲目が「フクロウの声が聞こえる」っていう新曲だったんです。歌詞がステージの背景に投影されていて、微動だにせず、流れる文字を追いながら音を聞きました。そしたら、涙が瞼にどんどんたまってきてしまいました。 童話的な意匠をまとった、文学的な言葉遣いと、思想めいた視点でかかれた一曲でした。どんどんと胸を打つのです…… オザケンというと、その瞬間にだけパッと現れるような感情、それはとりわけ恋として描かれているようなもの、に対して繊細な感覚を持っている人という印象でした。ところが今回の新曲群は、歌詞がお父さんでした。博愛的で優しい歌詞がたくさんありました。LIFEのオザケンはもういないんだ。 二曲目はうろ覚えなんですが、生まれるのは子供じゃなくて、本
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