皆さんは、江戸時代の女性は下着をつけていなかった、という話を聞いたことがありますか? そう言われてみると、男性は「ふんどし」を着けていたものの、女性においては「?」です。考えてみたら、時代劇でも見たことないですよね。果たして、江戸時代の女性の着物の下はどのような状態になっていたのでしょうか? まず、日本人女性が今でいう下着(ブラジャーやショーツ)を着ける風習ができたのは第二次世界大戦後と言われています。このことから、江戸時代の女性はブラやショーツというモノを身に着けていなかったということになりますね。当時は着物の下につける腰巻・襦袢・小袖・蹴出しまでを下着と捉えられていたのだそう。当時の女性からしてみれば“ショーツ”(パンツ)を履くという認識がないのだから、「ノーパンだった」という表現は適正じゃないかもしれないけど、今の時代で考えるとそうとも言えますね。ではなぜ、第二次大戦後に下着をつける