7題難問ってなんですか? 1900年にパリで行われた国際数学者会議で、ヒルベルトは23の問題を提起しました。彼がこの具体的な問題を提示したことで、大きな反響が生まれ、その後の数学の発展に少なからず影響を与えたのでした。 それから100年を経た2000年の5月24日、同じパリで開かれたクレイ数学研究所の年会で、「ミレニアム賞問題」7問が発表されました。発表されたのは、 1.P=NP?問題 2.ホッジ予想 3.ポアンカレ予想 4.リーマン予想 5.ヤン・ミルズ理論とmass gap 6.ナヴィエ・ストークス方程式とsmoothess 7.バーチとスウィナートン・ダイアーの予想 です。 【解けたら賞金100万ドル。期限はなし、何を見ても、誰と相談してもいい。 これほどの難問になると、本当に解けたかどうか、その判定もまた難問です。 そこで、解けたと思う者はまず数学の専門誌に発表します。