2006年09月11日 携帯通話運転と酔っぱらい運転、どちらが危ない? [医学・科学関連] ユタ大学心理学講座の研究者による論文(PDF)より。 本研究の目的は、運転時の携帯電話通話の相対的な危険性を示すことにある。疫学的な事実によれば、携帯電話を運転しながら使うことは、アルコール血中濃度が法定限界状態で運転することと同等の危険性があるとされている。本研究では、携帯電話使用者と飲酒運転者の運転技術を実験室レベルで直接比較することを意図した。 我々は高解像度のドライブ・シミュレーターを使い、携帯電話使用者と血中アルコール濃度が0.08%に達した酩酊ドライバーの運転パフォーマンスをくらべた。その結果、運転者が携帯電話を直接手持ちしているか、ハンド・フリー装置を使用しているかを問わず、非使用者と比べて、そのブレーキ応答は遅れ、事故を起こす率が高かった。 一方、アルコール酩酊者の場合、その運転ス