ソフトバンク傘下のBBモバイルは、2005年11月に新規参入事業者として認められた1.7GHz帯での携帯電話事業の認定書を総務省に返納すると発表した。 同社は、ボーダフォンの買収が完了したことを受けて、1.7GHz帯で携帯電話事業が行なえる「特定基地局の開設に関する計画」の認定書を総務省に返納する。買収により、特定基地局開設計画認定時の前提が変わったためとしている。今後は、既存ボーダフォン網の拡充に注力するという。 なお、総務省によれば、「BBモバイルが認定書の返納を申し出たのは事実。基地局の開設意志がないと受け止める」とのこと。今後、電波管理審議会などの答申を経て、認定書が取り消される見通しだ。 昨年、1.7GHz帯での携帯電話事業が認められた新規参入組は、BBモバイルとイー・モバイルの2社。今回、BBモバイルが認定を取り消されると、1.7GHz帯での新規参入事業者はイー・モバイル1社と