4月の出産を経て3季ぶりに復帰するフィギュアスケートの元女王の安藤美姫(25=新横浜プリンスク)が、今季のショートプログラム(SP)を初披露した。 東日本大震災の復興支援事業として、茨城県で21日に開かれた「プリンス・アイスワールド」にゲスト出演し、金色を配色した衣装で、詰め掛けた観客を魅了した。本人の希望により曲名は試合まで非公表としたが、「今までのスケート人生を自分らしく心で描きました」と3つのジャンプにも挑戦。冒頭の3回転ルッツこそ1回転になったが、続く3回転サルコー、ダブルアクセル(2回転半)は成功させ、大きな拍手を浴びていた。「これからも練習で確率を上げていく。お客さんの前で跳べたので、次のステップに進めた」と話した。
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