神戸地方検察庁の46歳の検事が、姫路支部の庁舎内の女子トイレで女性を盗撮しようとしたとして、兵庫県の迷惑防止条例違反などの疑いで検察庁に逮捕されました。 神戸地方検察庁によりますと、平木検事は去年9月と先月、当時勤務していた姫路支部の別館にある女子トイレに侵入し、個室の壁の上からスマートフォンを向けて女性を盗撮しようとしたということです。 検察は15日、兵庫県の迷惑防止条例違反などの疑いで逮捕しました。認否については明らかにしていません。 平木検事は、平成19年に検事になり、姫路支部では主に裁判を担当していました。 神戸地方検察庁の永幡無二雄次席検事は「刑事事件の捜査や公判を担当する検事を逮捕せざるを得ない事態になり誠に遺憾だ。県民、国民のみなさまに深くおわびする」とコメントしています。