アメリカとイランとの間の軍事的な緊張が高まる中、イランの精鋭部隊、革命防衛隊は、イランの領空を飛行していたアメリカの無人偵察機を撃墜したと発表しました。これに対しアメリカ軍は撃墜されたことを認めたうえで、「飛行していたのは国際空域で、不当な攻撃だ」と強く非難しました。 これについてアメリカ中央軍は20日午前、日本時間の20日夜、声明を発表し、「アメリカ軍の無人偵察機はイランの地対空ミサイルによってホルムズ海峡の上空の国際空域を飛行中に撃墜された」として、撃墜されたことを認めました。そのうえで「イランの上空を飛行していたという主張は誤りだ。これは、国際空域でのアメリカの偵察機に対する不当な攻撃だ」と強く非難しました。 ホルムズ海峡に近い海域では今月13日、タンカー2隻が攻撃を受け、アメリカはイランの関与を断定した上で中東に兵士1000人を追加派遣するなどイランに対する圧力を強めています。 ア