職域接種に使う新型コロナウイルスのワクチンが温度管理のミスなどで廃棄されるケースが複数確認されていることから、厚生労働省は一定量を廃棄した企業などについて、名前や経緯を原則、公表することを決めました。 職域接種は先月以降、1000人程度に接種を行える企業や大学などを対象に始まり、厚生労働省によりますと、今月18日までに全国のおよそ2000か所で合わせて465万回余りの接種が行われています。 一方で、冷凍庫での温度管理を誤って使用できなくなったり、接種予約が直前に取り消されて使い切れなかったりしたワクチンが廃棄されるケースが複数報告され、中には公表されていないケースもあるということです。 このため、厚生労働省は10回分のワクチンが入った瓶を接種に使用せずに廃棄した企業や大学などについて、名前や廃棄した量、それに廃棄に至った経緯などを原則、ホームページで公表することを決めました。 厚生労働省は