28日も各地で猛暑日を観測しています。そうしたなか、熱中症にかかったことがある人は、将来、白内障を発症する確率が4倍ほど高まることが分かりました。 金沢医科大学の佐々木洋主任教授らは、およそ260万人分の医療機関の診察データから、熱中症にかかった後に白内障を発症した人の割合を調べました。 その結果、熱中症にかかったことがない人と比べて、5年後に白内障を発症する確率が4倍ほど高まることが分かりました。 金沢医科大 眼科学講座 佐々木洋主任教授:「体内の温度も上がることで目の中の温度そのものが上がって、温度そのものの影響として白内障のリスクが上がっている。“核白内障”というすごい多いタイプだが、水晶体が濁るので(最終的に)目の奥に光が入らなくなるので、ほとんど見えなくなってしまう」 年齢別でみると、20代からリスクが上昇し始め、60代では5倍近くになっていました。 金沢医科大 眼科学講座 佐々