テレビの受像器でありながらインターネットも利用できる、いわゆるスマートテレビに、電源を遠隔操作されるなどのセキュリティー上の問題があることが分かりました。 被害は今のところ確認されていませんが、調査に当たった研究機関は、メーカーに改善を促すとともに、製品の検査態勢の強化を呼びかけています。 スマートテレビはテレビ放送が見られるだけでなく、インターネットに接続して動画サイトの映像なども閲覧できるのが特徴で、最近、急速に利用が広がっています。 このスマートテレビについて、独立行政法人の情報処理推進機構が、去年8月から先月にかけて国内で発売された4つの機種について調査したところ、すべての機種で合わせて10件のセキュリティー上の問題が見つかりました。 サイバー攻撃によってこれらの問題を利用されると、電源などを遠隔操作されるおそれがあるということです。 これまでのところ、実際に被害に遭ったケースは報