ブックマーク / gendai.media (10)

  • トランプの「メキシコの壁」をドイツは絶対に批判しない(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    「壁」は世界中に存在する トランプ大統領のイスラム敵視の言動を、ドイツが激しく非難している。反民主的だ、人種差別的だ、アメリカらしくない等々。 ドイツ政府は一昨年、メルケル首相の鶴の一声で、中東難民を無制限に入国させ、自らの人道的態度を世界に誇った。そして、それを褒め称えたのがドイツメディアだったから、今、トランプ批判には、両者ともヒステリックなほど力がこもる。 ところが、メキシコ国境に壁を作る話の方はほとんど無視。何といってもドイツは、「壁」にかけては前科がある。下手に口を出すのは得策ではないのだろう。 ちなみにドイツの壁といえばベルリンだけが有名だが、忘れてはいけないのはそれ以外の場所だ。 当時、東西ドイツの国境は1378kmに及んだ。しかし、その全長にベルリンのような壁が立っていたわけではなく、国境は石ころさえない広大な立ち入り禁止の無人地帯で、そこに130万個の地雷が埋められ、しか

    トランプの「メキシコの壁」をドイツは絶対に批判しない(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
  • トランプ新大統領の経済政策には「一本の筋」が通っている(安達 誠司) @moneygendai

    一連の発言はビジネスマンの「交渉術」? 1月20日にいよいよトランプ政権が発足する。新政権がどのような政策構想を持っているかを占う上で注目度が高かった1月11日の記者会見であったが、残念ながら具体的な政策についてはほとんど言及されなかった。依然として先が読めない状況が続いている。 特に、経済政策面での「目玉」であったインフラ整備や家計や大型減税については、その具体策がほとんど明らかにされないまま記者会見は終了した。 トランプ大統領は、ツイッターなどのSNSを通じて様々なコメントを発信している。経済政策面も例外ではない。ただし、トランプ大統領のツイートの内容には整合性がなく、その実現可能性は定かではない。「保護貿易主義」的だと世界を震撼させた「国境税」に対しても、ここ数日は否定的なツイートが出るようになっており、真意の程はわからない。 また、内外企業問わず、米国内への投資を頻繁に呼びかけ、そ

    トランプ新大統領の経済政策には「一本の筋」が通っている(安達 誠司) @moneygendai
  • なぜいま「ロボット倫理学」が必要か〜問題はすでに起きている(岡本 慎平) @gendai_biz

    「ロボット倫理学」とは何か? 21世紀に入ってすでに16年が過ぎた。我々は、かつて小説漫画映画で描かれた輝かしい(あるいは恐ろしい)近未来、あの21世紀を生きている。 もちろん「SF物語に描かれた21世紀」と「現実の21世紀」の間にある隔たりは大きい。我々は鉄腕アトムが空を飛ぶ風景を見ることはないし、自我に目覚めたスカイネットの人間狩りに怯えることもない。 ただし、「現実」の21世紀でも、かつてのSFと同様に(あるいはそれ以上に)重要な問題が生じている。その一つが「ロボット倫理学」と呼ばれる新興学問領域だ。 これは、「ロボットが備えるべき倫理」を考える学問であり、その反対に「ロボットを扱う際に必要な倫理」を探求する学問でもある。 とはいえロボット倫理学は、「人工知能当に倫理を理解することは出来るのか?」とか「人間と区別のつかないロボットが作られたら彼らに人権を認めるべきなのか?」と

    なぜいま「ロボット倫理学」が必要か〜問題はすでに起きている(岡本 慎平) @gendai_biz
  • マーケット予想は「必ず外れる人」の逆張りがいちばん当たる!?(安達 誠司) @moneygendai

    いよいよ2017年が始まった。新年最初(1月4日)の日経平均株価は、前場が終了した時点で前日比400円以上の大幅高となっている。非常に幸先のいいスタートを切ったといえよう。めでたし、めでたし。 市場関係者による今年の株式市場の見通しも、「セールス・トーク」の側面が否定できないものの、堅調に推移すると考えている人が多いようだ。 一方、エコノミストの見方は幾分、慎重なようだ。筆者は某社の「2017年の見通し」というアンケートで、今年の日経平均のレンジを15000円~21500円と回答した。幾分弱気かなと思ったが、結果をみてみると、他の回答者も17000円~22000円程度のレンジを想定しており、筆者の見通しと大して変わらなかった(ただし、下値は筆者が飛びぬけて低かったが)。 通常、この手のアンケートの平均的な予想は、外れることが多いので、残念ながら、今回の筆者の予想も外れる可能性が高いだろう(

    マーケット予想は「必ず外れる人」の逆張りがいちばん当たる!?(安達 誠司) @moneygendai
  • 「お金がなくて税金払えません」そのとき納税課の新人が取った手は?(慎 結) @gendai_biz

    今年も確定申告の季節が到来ーー。 「お金がなくて税金払えません…」幸野市役所・納税課に勤める百目鬼華子のもとには今日もワケあり滞納者がやってくる。 あなたは税金をどう納めてますか? 読むだけで税金の仕組みがよくわかる『ゼイチョー! ~納税課第三収納係~』から第一話を特別公開する。

    「お金がなくて税金払えません」そのとき納税課の新人が取った手は?(慎 結) @gendai_biz
  • 浜田宏一内閣官房参与は本当に「変節」したのか?   流布される「金融政策無効論」への反論 (安達 誠司) | 現代ビジネス | 講談社(1/3) 

    数秒で理解できる知識に価値はない 筆者は、他の論者が何を言っているかとか、最近の経済に関する論争には全く関心がない。だが、いくつかの大手メディアが浜田宏一内閣官房参与(イェール大学名誉教授)の「変節」を大々的に取り上げているのを偶然みかけて大きな違和感を持った。 米国在住の浜田参与はだいたい2~3ヵ月に1回程度のペースで来日されているが、筆者は、ほぼ毎回、何らかの機会をみつけて色々な議論をさせていただいている。とはいっても、筆者が仕事としている現実の経済の話というよりも、むしろ、筆者が必ずしも明るくはない理論的な話をすることの方が多く勉強になる。 浜田参与と同年代に活躍された経済学者の多くは既に引退されているが、浜田参与は、今でも積極的にセミナーに参加されたり、最新の経済学の論文などをフォローされており、その探究心の深さは当に敬服に値する。題とはずれるが、最近では、収益率の分布が正規分

    浜田宏一内閣官房参与は本当に「変節」したのか?   流布される「金融政策無効論」への反論 (安達 誠司) | 現代ビジネス | 講談社(1/3) 
  • ソフトバンク孫正義がトランプに会いに行った「本当の理由」(加谷 珪一) @gendai_biz

    ソフトバンクの孫正義社長がトランプ米次期大統領と会談を行い、米国への巨額投資と雇用創出について確約した。 孫氏の行動はいつも電光石火であり、多くの人がその真意をはかりかねている。 だが、彼の一連の行動を、ひとつの文脈で読み解けば、背後にある一貫性を理解することができる。 資料の中にあった企業名 孫氏は12月6日、トランプ次期大統領と会談を行った。場所はトランプ氏の自宅があるマンハッタンのトランプタワーで、ここは安倍首相がトランプ氏と会談した場所でもある。 孫氏は総額で500億ドル(約5兆7000億円)を米国に投資し、5万人の雇用を生みだすとトランプ氏に確約した。 トランプ氏は、孫氏の提案に上機嫌だったようで、約45分の会談の後、孫氏をわざわざロビーまで見送り、「彼は米国への投資を決断してくれた」「偉大な人物だ」と孫氏を賞賛。孫氏も「積極的に米国に投資していきたい」と語った。 孫氏は投資の具

    ソフトバンク孫正義がトランプに会いに行った「本当の理由」(加谷 珪一) @gendai_biz
  • ここにも日米格差が…?オフシーズン、野球選手は何をしているのか(長谷川 滋利) @gendai_biz

    では10年ぶりに日ハムがシリーズを、アメリカではなんと108年ぶりにシカゴ・カブスがワールドシリーズを制し、今シーズンの野球が幕を下ろしました。これから数ヶ月のオフに入りますが、日米共にプロ野球選手はシーズン終了からキャンプまでをいかにして過ごすのか。 自主トレ、オフのビジネスや、余暇の使い方まで、元メジャーリーガーの長谷川滋利さんに徹底比較してもらいます。 メジャーリーガーの特典 よく「オフのとき、野球選手は何をしてるんですか?」と聞かれますが、身も蓋もない言い方をすると、いろいろです。今回は「オフの過ごし方」をシーズン終了前から順番に説明していきましょう。 まずメジャーの場合、その年の結果が見えてきたシーズンの最終週あたりで、オフに向けてロッカールームを片付けるヤツが必ず出てきます。個人的にそれはどうなのかな、と思う部分があったので、僕は絶対にやりませんでしたけど、球団の拠地と

    ここにも日米格差が…?オフシーズン、野球選手は何をしているのか(長谷川 滋利) @gendai_biz
  • 期待先行の「トランプノミクス」、本当に実現可能なのか?(安達 誠司) @moneygendai

    トランプ政権の第一関門 米国大統領選後の「トランプラリー」は意外と長く続いている印象がある。トランプ氏が選挙期間中に言及してきた経済政策の多くが実行に移されると、米国の経済成長率が上方に押し上げられるとの期待が根強く残っているからだろう。 ところで、トランプ氏の経済政策の主体は「財政政策」である。だが、アメリカの制度上、財政政策は予算という形で、議会の承認を得る必要がある。 今回、大統領選と同時に上下院選も実施されたが、トランプ氏にとっては非常に幸運なことに、与党である共和党が上下院ともに過半数を獲得した。 そのため、トランプ新大統領は、少なくとも次回の中間選挙までの2年間は、政府と議会の間の「ねじれ現象(アメリカでは「Divided Government(分割政府)」といわれる)」を経験せずに政策立案を行うことができる。ブッシュ大統領もオバマ大統領もこの「ねじれ現象」で自らの政策構想を十

    期待先行の「トランプノミクス」、本当に実現可能なのか?(安達 誠司) @moneygendai
  • バーニング社長・周防郁雄氏が初めて語る「芸能界と私」(田崎 健太) @gendai_biz

    マスコミの前には決して姿を見せなかった重鎮が、週刊現代とノンフィクションライター・田崎健太氏の取材に口を開いた。彼の仕事人生には、さまざまな噂話がつきまとう。2時間にわたって語った真相は、そのまま芸能界の「歴史」だった。 (*連載【ザ・芸能界】過去の記事はこちらから http://gendai.ismedia.jp/list/author/kentatazaki) 「バーニング」の名の由来 芸能界に限らず、訳知り顔の「事情通」の話は疑ったほうがいい。 例えば、芸能界には「ドン」がおり、全てを仕切っていて、刃向かうことは出来ない――という類いだ。そういう人に限って、「ドン」には会ったことがなかったりする。 そうした噂話で常に名前が挙がるのが、バーニングプロダクション社長の周防郁雄(75歳)である。彼はどのような人物で、なぜ「ドン」と呼ばれるようになったのか。 そこで今回、バーニングプロダク

    バーニング社長・周防郁雄氏が初めて語る「芸能界と私」(田崎 健太) @gendai_biz
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