C#のコードを眺めていると var ret = list.Where( n => 0 < n ); のような書き方を見る事があります。 この、メソッドの引数の部分。C#に慣れていない人は、なにこれ?ってなるんじゃないでしょうか? これ、C#3.0から導入されたラムダ式と言います。 今回はこのラムダ式についてまとめてみようと思います。 ラムダ式を理解する為には、まずデリゲート(delegate)を理解する必要があります。 デリゲートを簡単に説明すると、関数を変数のように扱う為のものです。 変数のように扱えれば、関数の引数に関数を渡す事ができます。 引数に関数が渡せれば、計算式の一部だけを簡単に差し替える事ができます。 ※デリゲートを更に詳しく知るには「C#のデリゲート (delegate) って何?」をご覧ください