内閣府の「今週の指標」は毎回身近なテーマをわかりやすく分析してくれていて、実は結構面白いのだが、No.718でこんなレポートが出ていた。 景気回復の波及による人手不足感が目立つ地域の雇用情勢 景気ウォッチャー調査(現状、3月)によせられているコメントをみると、「景気が悪いときはリストラ等から求職者数が増えるが、最近は景気が良くなっている中で求職者が増加している。特に若い在職者の増加が際立っている(九州=職業安定所)」や「金融、電機メーカーの新卒採用増を受け、中堅企業も採用枠を拡大しているようである。急きょ採用媒体を変更し、求人情報誌を使う企業も出ている(南関東=求人情報誌製作会社)」など、好調さをうかがわせるコメントがみられる。 東海地区の人手不足感はトヨタ関係だろうか。一方で北海道・東北は改善されたとはいえ未だに「過剰」であることも注目される。 企業が人手不足を感じ、新卒採用を増やしてい