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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (2)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 通年無差別採用のご提案

    企業の経営というものは、徹底的な合理性を追求するべきものと考えます。 ここにおける合理性を、ある文脈に限定されたものととらえれば、その企業は文脈限定的な成功を収めることになるでしょう。一方、開放的にとらえれば、その企業はオープン・エンドな成長を遂げることができるかもしれません。 私は、新卒者、既卒者、あるいはそもそも大学を出ているかどうかを区別せず、一年のいつでも応募を受け付け、順次採用を決める「通年無差別採用」が今日の企業経営上もっとも合理的だと信じ、その採用を強くお薦めするものです。 ネットワーク化し、相互依存が高まり、偶有性が避けられない今日の世界においては、多様な人材がいることが、一つの組織の頑健さ(robustness)につながります。 人生のタイムラインは多様化しています。日の大学を出る人だけをとろうと思えば、4月に一斉に入社すれば良いのでしょうか、世界にはさまざまな人たちが

    lucky_pool
    lucky_pool 2010/05/31
    茂木さん良いこと言うなぁ。
  • 茂木健一郎 クオリア日記

    はっと気づいて外を見ると、もうとっぷりとくれていた。 塩尻の駅に、近づいていた。目的地は、もうすぐだ。 「まつもと〜 まつもと〜」 この声を聞く度に、郷愁を感じる。この地をふるさと呼ぶ人ならば、なおさらのことだろう。 ホームに降り立ち、階段をあがると、こんな夜に、と思うほど多くの人たちがあふれていた。 ゆかたを着た女の子が、髪の毛をつばめの尾のようにきれいに流して、男の子といっしょに歩いている。 幼い兄と、妹と、ちょっと疲れたようなお父さん。 お母さんがこっちよ、と叫んでいる。 歩くのが、少したいへんなくらいだった。 通りすがりの女の子が持っていたうちわに、「松ぼんぼん」の字が見えた。 もともとの「ぼんぼん」は、女の子のための祭りなのだそうである。城下から始まった夏の習慣。 「ぼんぼんとても今日明日ばかり、あさっては山のしおれ草」と言いながら歩く。 タクシーの運転手さんが、目的地がわから

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