研究をやっていく上で、完璧すぎる奴は逆に何かを見落としている可能性がある・・・ これを最近、最高に実感しました。 科学者という仕事*1という本に書いてあったんですけど、研究者にはある程度のいい加減さが必要なのだそう。2年程前にこの本を読んだときはこの意味が分からなかったし気にも留めていなかったのですが、これは実に、実に本当だった。そしてこのある程度というのが絶妙で、まったくいい加減であれば気付かないし、マジメすぎても気付かない。マジメに取り組んでいる上で、すこし気を抜く程度のいい加減さが必要なのだと思います。そしてそのいい加減さがクリティカルに実験の致命傷にならない程度、その程度が大事なのだと。 医学系の研究室で基礎研究やってます。今回経験した成功は、”毎日丁寧にデータ取りをせずに、4日ほど実験系をほったらかしにしておいたら良い結果が生まれた”という感じのものです。このほったらかしは実験に
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