はじめに kill コマンドと trap コマンドはシェルでシグナルの送信と受信を行うためのコマンドです。このコマンドは意外と適切ではない使われ方をよく見かけます。この記事では kill と trap の基礎知識を解説します。 POSIX準拠のkillコマンドの構文 POSIX で標準化されている kill コマンドの使い方は次のとおりです。POSIX で標準化されているというのは移植性が高い書き方ということを意味しています。シグナル名の指定には -s オプションが必要です。そして signal_name であって signal_number でないことに注意してください。POSIX シェルの世界にシグナル番号という概念はありません。シグナル番号を指定した書き方は避ける方をおすすめします。
弊社Nucoでは、他にも様々なお役立ち記事を公開しています。よかったら、Organizationのページも覗いてみてください。 また、Nucoでは一緒に働く仲間も募集しています!興味をお持ちいただける方は、こちらまで。 シェルスクリプトの世界へようこそ! シェルスクリプトって何? シェルスクリプトは普段 Bash などのシェルで実行しているコマンドを並べて、まとめて実行できるようにしたものです。ファイルのバックアップ、ログファイルの解析、システムのセットアップなど、ターミナルで行っていた一連の作業をまとめてシェルスクリプトに記述することで、シェルスクリプトを実行するだけで自動的に一連の作業を終わらせることができるようになります。また、シェルスクリプトはファイルに保存することになるため、再利用するのも簡単になります。 シェルスクリプトで使うコマンドの多くは UNIX コマンドになると思います
なお、TSMCはこれまで海外に進出する場合、合弁を行うことなく自社100%の出資だったが、熊本のケースでは顧客を少数出資者として迎え入れた。これで誘致元の理解を得られやすくなることから、欧州でもボッシュ、インフィニオン、NXPを少数株主として迎え入れて現地製造子会社をドイツ・ドレスデンに設立することが発表された。 ソニーとTSMC、そしてアップル 2022年12月12、13日にアメリカのIT大手アップルのティム・クックCEOが熊本を訪れた。熊本城や地元小学校の授業を見学し、ソニー熊本TECを視察したことがニュースになったが、訪問した本来の目的が理解されていないようだ。 2023年に発表されたiPhone15のカメラにも従来同様にソニー製のCMOSイメージセンサー(CIS)が採用された。しかし、新型CISの製造に苦戦していたことがソニーの四半期決算発表会で明らかになっている。その製造遅延に関
Linuxの生みの親であるLinus Torvalds氏は、ここしばらく表舞台に顔を見せていなかった。しかし、Linux Foundationのが開催したOpen Source Summit Japanでは、久々に多くの聴衆がいる場に姿を見せ、同氏の友人であり、Verizonのオープンソース責任者を務めるDirk Hohndel氏を相手に対談を行い、Linuxの現状について語った。 2人はまず、次のLinuxカーネルリリースである「Linux 6.7」について話した。Torvalds氏は、日本に向かう直前に、Linux 6.7の4番目のリリース候補版をリリースしたところだった。順調に行けば、クリスマス頃にLinuxカーネルの次のバージョンがリリースされても不思議ではないペースだ。 このようなスケジュールになったのは、Torvalds氏が「マージウィンドウをクリスマスの時期に持ってきて、クリ
先日 エンジニアType さんから取材『牛尾剛さん、『世界一流エンジニアの思考法』って本当に日本でも実行できますか?(仮)』を受けました。私は「日本で出来ないことは何一つありません」と回答しました。私が日本にいるときに実際に実施したアクションや、実際にやってみた事例などをご紹介しました。 それは、私が自信に満ち溢れた人物だからではなく、幼少のころから自己肯定感も低く、何をやっても上手くいかなかった自分を救ってくれたちいさな「マインドセット」があったおかげです。 「何をやっても駄目だった」ポンコツの自分を 救ってくれたマインドセット このマインドセットは『日本では一見難しそうな何かを実現すること』に対しても過去の人生でとても有効でした。同じような悩みを持つ人のために、エンジニアTypeさんの記事のフォローアップとしてこちらにも書いてみることにしました。それは小さなマインドセットのチェンジなの
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