ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相。同国外務省提供(2023年6月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / Russian Foreign Ministry 【6月30日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は30日、民間軍事会社ワグネル(Wagner)の武装反乱を経て、自国は「より強くなる」と強調した。 ラブロフ氏は定例会見で「ロシアは常にすべての問題を克服し、その結果、ますます強くなってきた。今回も同じだろう。その過程はすでに始まっている」と述べた。 ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は先週、軍指導部の打倒を宣言し、モスクワに進軍したが、間もなく撤退した。 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)政権にとって過去数十年で最大の政治危機となり、鎮静後、大統領府はワグネルの解体を進めている。(c)AFP