Ubuntu Weekly Topics 2021年7月16日号impishの開発/FUSE3へのトランジション、Visual Studio 2022とWSL impishの開発/Fuseの移行 impishではQEMU 6.0の採用が予定されています。この移行に伴って、「少なくともmainリポジトリでは」FUSE3への移行が行われる旨が宣言されています。 FUSE(Filesystem in Userspace)は各種仮想ファイルシステム[1]がその機能を提供する上でしばしば使われるため、このトランジションは各種環境やパッケージに大きな影響を与える可能性があります[2]。 しかしながら、「さすがにLTSでいきなり投入することはできないので、21.10で行っておくのがベター」「21.10の開発フェーズの中では、今月に投入すれば大きな影響が発生しても何とかなる可能性が高い」といったよ
こんにちは、SWETでCI/CDチームの前田( @mad_p )です。 SWETではCI/CDチームの一員として、Jenkins運用のサポートや、CI/CD回りのノウハウ蓄積・研究をしています。 はじめに Gitリポジトリをクローンすると、ローカルフォルダにはそのリポジトリの全体がダウンロードされ .git というフォルダに格納されます。ブランチをチェックアウトすると、ブランチ内のファイルがワーキングツリーとして展開されます。この様子を図にするとこのようになります。 この .git とワーキングツリーの使うディスク容量を節約しようというのが今回のお話です。特にJenkinsにおいて、大きめのGitリポジトリをクローンしてくる場合に課題があり、いろいろ工夫してみたので、その結果を紹介します。同じCI/CDチームの加瀬による記事「大規模リポジトリで高速にgit cloneするテクニック」と内容
2012年にRFC-6648でHTTPのヘッダーフィルドも含めて、X-はやめようとなりました。 https://tools.ietf.org/html/rfc6648 X-の歴史 HTTPのヘッダーでは非標準ヘッダーにX-をつけるという慣習が長らく利用されていました。最初に導入されたのはRFC-822という電子メールのためのRFCで、この中では拡張フィールドという目的でした。 https://tools.ietf.org/html/rfc822: 1982年のRFCから20年たって、RFC-2822というRFC-822の後継RFCで拡張フィールドはなくなりました。 https://tools.ietf.org/html/rfc2822 X-廃止の範囲 ちなみにこれが対象としているのはHTTPヘッダーだけではありません。テキスト形式で名前をつけて何かを伝達させる「アプリケーションプロトコル」
大学ではB4の一年間、人によってはさらにMとかDとかで研究をします。そこで学べることについて、および、それを学ばなかったがために私が苦労したことを書きます。ここでは大学に行く人を主な読者層にしていますが、そうでなくても就職した後に後述の問題に遭遇することでは同じです。 わたしは高校時代は「プログラミング一本で生きていく」という決意をしていました。そこで近くの大学に情報工学科という学科があったので、そこを受験しましたが見事落選、第二希望だった別の学科に受かりました。このあとわたしの大学生活のポリシーは「可能な限り楽をして大学を出る、その間にプログラミングについての知識を独学する」でした。B4およびMでの研究においてもそのポリシーを愚直に守り通し、手抜きに手抜きを重ねてギリギリで卒業、修了しました。不良学生というやつです。最終的にはプログラミングやその他低レイヤといわれる領域の知識は平均的なC
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く