2018年7月17日のブックマーク (2件)

  • 版画・彫刻家の浜田知明さん死去 戦争体験をモチーフに:朝日新聞デジタル

    戦後日を代表する版画・彫刻家の一人で、戦争の残酷さと人間の不条理をユーモアと批判精神を込めて表現し続けた浜田知明(はまだ・ちめい、名・ともあき)さんが17日午前1時25分、老衰のため入院していた熊市内の病院で死去した。100歳だった。通夜は18日午後6時、葬儀は19日正午から、いずれも熊市中央区河原町23の豊住葬祭で。喪主は長女宏子さん。 1917年、熊県高木村(現・御船〈みふね〉町)生まれ。39年、東京美術学校(現・東京芸術大)を卒業後、召集され、翌年中国へ歩兵として派遣された。戦後上京して銅版画制作を開始。戦争体験をモチーフとし、のちに戦後美術の記念碑と評される「初年兵哀歌」「風景」の連作を発表した。 銃口をのどにあて足の指で引き金を引こうとする兵士を描いた「初年兵哀歌(歩哨)」は56年、スイスのルガノ国際版画展で次賞となり、注目を集めた。 57年に帰郷。熊短大(現・熊

    版画・彫刻家の浜田知明さん死去 戦争体験をモチーフに:朝日新聞デジタル
  • ゲノム編集でDNA消失、新技術の信頼ゆらぐ 英チーム:朝日新聞デジタル

    遺伝子を自在に操作できるゲノム編集技術の一つ「クリスパー・キャス9」を使うと、DNAの一部が意図せずに消えてしまう恐れがあることを英国の研究チームが発見した。医療への応用が期待される新技術の信頼性がゆらぐ結果で、チームは、編集された遺伝子を徹底して調べるべきだと警鐘を鳴らしている。 科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー」に17日、発表した。チームは今回、マウスのES細胞(胚(はい)性幹細胞)やヒトの網膜細胞を使ってキャス9でゲノム編集を実施。すると、編集を狙ったDNAの塩基配列の周辺で、狙いとは別に数千塩基分の配列が消えたり、ほかの塩基配列が組み込まれたりしていた。 キャス9が医療現場で利用され、多くの細胞にゲノム編集をすれば、こうした変化が数多く起き、重大な病気になりかねないと指摘している。例えば、誤ってがんの発症を抑える遺伝子の機能が失われれば、がんになりやすくなる恐れが強まるとみら

    ゲノム編集でDNA消失、新技術の信頼ゆらぐ 英チーム:朝日新聞デジタル