2018年8月22日のブックマーク (3件)

  • 人間、ハンナ・アレント

    このブログの主目的は、(1)英語教育について根的に考え直すこと、(2)英語教育現場の豊かな知恵をできるだけ言語化すること、(3)英語教育に関する良質のコミュニケーションを促進すること、です。このブログでの見解などは柳瀬個人のものであり、柳瀬が所属する組織や団体などのものではありません。 20世紀におけるハイデガー哲学の影響の大きさは否定しようがない。彼の哲学は、精神病理学や認知科学にも影響を与えた。哲学そのものにおける影響はもちろんのことはるかに大きなものであり、ハイデガーがいなければ私たちが知るデリダはいなかった。レヴィナスもいなかった。ガダマーも。そしてアレントも。 『アーレントとハイデガー』は二人の関係に焦点を当てる。二人はともに卓越した哲学者でありながら、人間的には哀れなほどの弱さと脆さを抱え、お互いを必要としながら離れざるを得ない関係にあった。 アレントは『人間の条件』の出版に

    lummydays
    lummydays 2018/08/22
    (映画「Hannah Arendt」の参考)
  • これは何かの冗談ですか? 小学校「道徳教育」の驚きの実態(木村 草太) @gendai_biz

    今日も大学の法学部では、民法や会社法、労働法に刑法が講じられている。 そこでは、「法とは何か?」、「法の支配は実現できるか?」などと考える必要はない。国会が制定したルールが法だと誰もが思っているし、裁判官や警察官は粛々と法を実現している。「なぜこれが法なのか」などと悩む学生は、よほどの変わり者だろう。 法学部法律学科の講義では、法の定義も、法の支配も自明なのだ。 ところが、学校に関わる法律問題を考えていると、「法とは何か?」、「当に法の支配はあるのか?」という問題が深刻さを帯びる。 骨折という事故はスルー? 一例として、少し前からインターネット上で話題になっている道徳教材について検討してみよう。 広島県教育委員会は、「『児童生徒の心に響く教材の活用・開発』研究報告集」として、「心の元気」という教材を作っている。その中に、「組体操 学校行事と関連付けた取組み」という教材がある。 小学校5・

    これは何かの冗談ですか? 小学校「道徳教育」の驚きの実態(木村 草太) @gendai_biz
  • 若者が爆発的に増えると、なぜ国や社会は「甚大な危機」に陥るのか(管賀 江留郎) @gendai_biz

    世界と人間の謎はすべて<道徳感情>で解き明すことができる? 「サイコパス」のおそろしさを考察した「『サイコパス』はなぜここまで人を惹きつけてしまうのか」の次は、若者が増えすぎると国家や社会はどうなるのかについて、『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』著者による渾身の論考です。 若者人口が突出すると… 今回は、<道徳感情>を過激化させるユースバルジについてのお話から。バルジというのは膨らみのことで、若者人口が突出している現象のことです。 これまでの考察で見てきたように、中東でイスラム国が暴れているのも、格差が開いたため刺激された<道徳感情>から美しい理想に取憑かれることになったためではあります。さらに、彼らの場合は、ユースバルジの要素が加わっているのです。 中東ではベビーブーマーが若いので、若者の競争が激しく失業率も高く、不満が積しています。とくに大卒のまともな仕事がないので、不平等感が強く<

    若者が爆発的に増えると、なぜ国や社会は「甚大な危機」に陥るのか(管賀 江留郎) @gendai_biz
    lummydays
    lummydays 2018/08/22
    『若者が爆発的に増えると、なぜ国や社会は「甚大な危機」に陥るのか ― <道徳感情>で激動の世界を読み解く【3】(管賀 江留郎)』