2018年12月9日のブックマーク (5件)

  • 連続体としての建築 | 音楽の架け橋で科学へ花が咲くということ | 季刊「生命誌」 | JT生命誌研究館

    地球上に息づく数千万種の生き物の形の多様さに比べ、人間の作り出す形のなんと単調なことだろう。 駅も、学校も、病院も、みんな真四角な箱になり、都市はにぎやかな墓場となる。 生命の形がその長い進化に根をもつように、潜在的な生命としての記憶を住空間に投影しようとする新しい試み。 私たちが「建築」という言葉を聞いたときにイメージするものは、それがどんな様式のものであれ、この3000年ほどの間に建てられた建造物である。しかし、建築空間のなかに身を置く私たちの身体や知覚には、そのずっと以前からの空間的な記憶が刻み込まれていると私は考えている。それは、個人的記憶が辿れる以前の幼年期の経験が、私たちの性格に大きく影響するのに似ている。私たちが歴史と呼んでいる時間のずっと以前から、人間は自らの居住空間を経験し、その記憶を蓄えてきた。空間を知覚するとき、ひとはそのような記憶を無意識に参照しながら自らの経験を判

    連続体としての建築 | 音楽の架け橋で科学へ花が咲くということ | 季刊「生命誌」 | JT生命誌研究館
  • 史学科のゼミとか卒論とかって何やってるの

    数学科の事情、すごく興味深く読んだ。 「数学の修得には時間がかかる」ことの概説 - Unhappy Go Lucky! ただ、文系学部の「研究」や「卒業論文」の位置づけとかについて、過大評価していただいているような気がしなくもない。日語とは縁遠い言語を話す地域を専門とする史学科卒の人間として、「ゼミ」や「卒論」の位置づけについて語ってみたい。 ゼミで何をやっているかいやこれは当に分野によるのだが、「研究」というよりも「勉強」をやっているところが多い。歴史学というのはまず史料に何が書かれているかを正確に読み解く必要があるのだが、その読み方を徹底的に叩き込まれる。場合によっては修士課程でもこれが続く。もしくは、研究文献の読み方を叩き込まれる。そもそも2・3年前まで高校生だった連中である。文系の研究書をどのように読むべきかよくわかっていない人も多いし、英語を通読なんてしたことないですとい

    史学科のゼミとか卒論とかって何やってるの
  • 大学院の変容

    大学院の状況を,僕が, 大学院の学生だった頃(1984年まで.以後,「昔」と呼ぶ)と, 僕が大学へ教官として赴任して以降(1992年から.以後,「今」と呼ぶ) とで比べると,大きく変わった点が2つあります. 僕は,うかつにも,それがどんなに決定的な違いをもたらすかを軽視して,昔と同じような研究室運営をしてきてしまいました. しかし,以下のように,もはや大学院は,質的に変容しているのでした.だからどういうふうにしたら良いかは,正直言ってまだ判りかねています. しかし,以下のようなことは,大学院を目指す学生さん-特に,理論の研究室に入って将来アカデミックポスト(大学の教官など)に就きたいと思っている人-は、皆,認識しておいた方が良いと思うので,ここに公開します. なお,具体的にあげる数字は,すべて,僕が修了した,東京大学理学部物理学科と理学系研究科物理学専攻の数字です. 他の大学・学部・専攻で

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  • パワハラ排除も可能?上司も部下もなく、昇進もない会社組織「ホラクラシー」とは | AbemaTIMES

    「残業時間の上限設定や正規雇用者と非正規雇用者の賃金格差の撤廃」「ハラスメント対策」など、多岐にわたる政策が含まれる「働き改革関連法案」が6月に可決、来年4月に施行される。新橋で街頭インタビューをしてみると、社内委員会の設置や勤怠管理の厳格化が進む一方、現場への浸透は進んでいない現実も浮き彫りになった。帝国データバンクが約2万3000社を対象に行なった意識調査では、約6割の企業が改革に前向きな回答をしているものの、約2割は取り組んでいないなどの否定的な回答をしている。

    パワハラ排除も可能?上司も部下もなく、昇進もない会社組織「ホラクラシー」とは | AbemaTIMES