ワカメ、コンブ、ヒジキ、モズク、メカブなどの海藻を食事に取り入れると、2型糖尿病やメタボ・肥満のリスクを減らすのに役立つという報告が発表された。 「食べる順番」によって、食後の血糖上昇を抑えられることが注目されている。 食事では、海藻やサラダなどの食物繊維を含む食品から食べはじめ、その後でごはんなどの炭水化物を含む食品をいっしょに食べる食事法などが提案されている。 海藻の食物繊維が糖尿病や肥満のリスクを減少 ワカメ、コンブ、ヒジキ、モズク、メカブなどの海藻は、食物繊維、カリウムなどのミネラル、タンパク質などが含まれ、低カロリーだ。海藻の摂取は、日本の⾷事バランスガイドなどでも推奨されている。 海藻に含まれる食物繊維は、2型糖尿病やメタボ・肥満のリスクを減らすのに役立つと考えられている。その効果については、食物繊維が消化管からの糖の吸収を遅くしたり、食物中の脂質を吸着して吸収されにくくすると