民主党ジョー・バイデン氏が大統領選からの撤退を発表し、公認に現副大統領のカマラ・ハリス氏を氏名した。混迷極まる米大統領選はどんな結末を迎えるのか。その時日本にはどんな影響があるのか。トランプ氏が米ブルームバーグ通信のインタビューで、米国がドル高により「大きな問題を抱えている」「対ドルでの円安や人民元安がはなはだしい」「(米国の輸出企業にとって)すさまじい負担だ」と述べると、ドル円相場は一時155円台前半をつけるなど、円が急伸した。その後も円高進行は続く。大統領選の行方は日経平均の高騰を支えている日本の輸出企業の業績に大きく影響することになる。それだけでなく、地政学リスクをとっても、トランプ氏はウクライナとロシアの和平に持ち込む考えて、世界が大きく揺れそうだ。 2016年の大統領選で各メディアや識者が民主党ヒラリー・クリントン候補(当時)の優勢を伝える中、ずばりトランプ氏の当選をあてた国際政
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