大反響を呼んでいるコミックエッセイ『離婚してもいいですか?』(KADOKAWA)。一見、どこにでもありそうな平和な家庭ですが、主人公の志保の頭に「離婚」の2文字が浮かばない日はありません。じわじわ描かれる、結婚9年目、2児の母親である彼女の日常に、「大共感して大号泣して、でもここまで自分の気持ちを分かってくれる本があるだけで頑張れる」などの反響が集まっています。「ぼんやり離婚願望主婦」を取り上げた作品の魅力、誕生の裏側、夫婦のあり方について、作品を手掛けた松田紀子編集長に聞きました。(聞き手は羽生祥子・日経DUAL編集長)