仕事や住まいを失うなど、生活が苦しい人たちの相談に弁護士らが無料で応じる、全国一斉の電話相談会が開かれています。 東京・新宿区の事務所では、弁護士や司法書士らが各地から寄せられる相談に電話で応じています。 午前中は、生活保護の支給額が引き下げられ防寒具が買えないとか、たばこの煙による体調不良を訴えても職場環境を改善してもらえず、仕事を辞めざるをえないなどといった相談が寄せられていました。 相談は23日午後10時まで受け付けていて、電話番号は0120ー757930です。また、24日と25日は、新宿の日本司法書士会館で面談による相談会も予定されています。 「つながる総合相談ネットワーク東京」代表の宇都宮健児弁護士は「年末年始は役所の窓口も閉まるため、1人で悩みを抱え込みがちです。安心して年を越せるよう何でも相談してほしい」と呼びかけています。