レトリックに説得力を付与するテクニックというのがある。 ・404 Blog Not Found:成果 ≠ 運+実力 ただの喩え話も「理系っぽい」と何故か有り難く思えるから不思議だ。理系マジックとでもいおうか。これに文系っぽく挑戦してみよう。数式やそれに類するものは前提を忘れさせてくれる。先のエントリーでいえば、そもそも「成果」って何よ、という前提がない。だから何とでもいえる。実際、コメント欄にあるいくつかの提案が、小飼弾氏のそれと前提を共有していない可能性は高い。他人の評価を気にするかどうかでもその意味はまったく違ってくる。たとえば、凄いのに売れない発明を成果と呼ぶかどうかは解釈次第だろう。何を運と呼び、何を実力と呼ぶのかも同様だ。 想像するに、一般にイメージされる「できる」人々だけが、一般にイメージされる「成果」をあげるわけではないと思う。たとえば、勝間和代の本を「できる」人の「成果」だ