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2013年3月17日のブックマーク (2件)

  • 「キャビン」とその予告について - みからなとろグつ

    具体的な内容に関してはあんまし触れていないのですが、構造的な部分に関しては言及しておりますのでご注意下さい。 ――さっそくですが、「キャビン」の予告問題です。はたして、この作品の予告は篇の魅力を削ぐような出来なのでしょうか。その辺りについて少し考察してみたいと思います―― まず最初に―― ワタクシ、「キャビン」に関しては――多くの方々同様――事前に「予告のネタバレっぷりがハンパない」という情報を耳にしまして、その段階でキリリと身構え、とりあえず、予告及びその他諸々の情報は完全シャットアウトした状態で篇鑑賞に臨んだ次第でした。そして、見終わった後、『はたしてどこをどれだけみせてたんだろう』と気になり、そこで初めて予告をチェックしてみた――という次第でした。ちなみに、『篇のこの内容から鑑みるに、もしかしたら日版の予告とアメリカ版の予告って結構内容違うんじゃないかなあ?』とも思いまし

    「キャビン」とその予告について - みからなとろグつ
  • 「愛、アムール」 - 虚馬ダイアリー

    原題:Amour 監督・脚:ミヒャエル・ハネケ 冒頭。開幕のシークエンスで、ある「事実」が提示される。パリの高級なアパートの一室。そこで、1人の老女がベッドに横たわって死んでいる姿で発見される。その顔はおだやかで、周りには花が飾られている。 そして、物語は、ある夫婦の「最終章」を淡々と映し出す。 その夫婦はともに音楽家である。ある夜、音楽教師を担当した青年が、ピアニストとして大成し、夫婦は彼のコンサートへ出かけていた。そこから帰ってくるふたり。知的上流階級の穏やかな老後。広い住まいに、互いにいたわり合う会話と物腰。そこには、なんの不安の影も見られない。だが、その影は日常の中に突如、顔を出す。 のある「異変」。はそのことに気づいていない。だが、確実に夫は彼女の異変を目の当たりにして、病院嫌いでいやがるを医者へと連れて行く。頚部に「ある病」が発見され、そして失敗率5%の手術を受ける

    「愛、アムール」 - 虚馬ダイアリー