NTTドコモのスマートフォン「Xperia(エクスペリア)」。発売日には販売店に行列ができた=1日、東京・秋葉原 富士キメラ総研(東京都中央区)は8日、5年後の2014年度にスマートフォン(高機能携帯電話)の国内市場が、09年度見込みに比べ4倍の3750億円に拡大するとの予測を発表した。電子書籍端末は、本格普及する10年度見込みに比べ45・6倍の410億円に伸びると予想した。 スマートフォンについては10年度以降、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したモデルなどが続々と登場する。富士キメラでは「今後、携帯電話に占めるスマートフォンの比率は年々高まる」と予測している。 14年度のスマートフォンの年間出荷台数は09年度見込み比4・3倍の800万台とみている。 また、電子書籍端末は米アマゾン「Kindle(キンドル)」に加え、米アップル「iPad(アイパッド)」の発売で日本も1