HiDPIやRetinaを誤解してない?――4K時代のディスプレイ選びに欠かせない「画素密度」を理解する:ITmedia流液晶ディスプレイ講座III(1/4 ページ) スマートフォンやタブレットから始まったディスプレイの高画素密度化は、PCディスプレイの世界にも波及。2014年にはPC向けの4Kディスプレイが台頭し、画面サイズ、解像度とともに、「画素密度」の把握が製品選びで重要になってきた。今回は最新の技術動向も含め、ディスプレイの高画素密度化をテーマに解説する。 PC向け液晶ディスプレイの市場動向を見ると、2000年代後半にスクエア画面からワイド画面への移行が一気に進み、昨今はより大画面へ、より高解像度へ向かっている。 2014年現在、液晶ディスプレイの売れ筋は1920×1080ピクセル(フルHD)表示に対応した23型モデルだが、その4倍もの解像度を誇る「4Kディスプレイ」が急速に台頭し