社会人として自立するためのガイド 社会人になるとはどういうことか。仕事のうえでは、単なる自分の感想ではなく数字などの事実をベースに論理を積み上げ、考えを述べたりレポートにまとめたりしなければならない。最初の5冊は、社会人としての基本を知るための入門書だ。『自分のアタマで考えよう』は、そのときどうすればよいかを導いてくれる。 手前味噌で恐縮だが、職場の礼儀作法を知るには弊社の副社長・岩瀬大輔が書いた『入社1年目の教科書』が役に立つ。ノウハウを知ったあとは、私の著書『「思考軸」をつくれ』で自分なりの考え方をどう確立するかを学んでほしい。 仕事よりも私的な時間が大事だというのが私の持論。『働きながら、社会を変える。』を読むと、仕事一辺倒ではない別の道もあることに気づかされる。もっとも、あまり堅苦しく考えるのもよくない。『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』の帯には「明るく“回り道”をしよう」とあ