ソニーを狙ったサイバー攻撃が相次ぐなか、盗まれたファイルの中にスパイ映画の人気シリーズ「007」の最新作の脚本が含まれていたことが明らかになりました。 ソニーのアメリカにある映画の子会社「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント」は、先月下旬、サイバー攻撃の被害に遭い、劇場公開前の新作映画などがインターネット上に流出したとみられています。 13日、その盗まれたファイルの中に、イギリスの諜報機関のスパイ、ジェームズ・ボンドが活躍する人気映画シリーズ「007」の最新作の脚本が含まれていたことを、この映画の製作会社が明らかにしました。 シリーズの24作目となる最新作は、「スペクター」というタイトルとヒロインの「ボンドガール」などの配役、それにボンドの愛車の新モデルが発表されていますが、あらすじは公にされていません。 製作会社は、「脚本を手に入れた何者かが内容を公開するおそれがある」としてできるかぎ