スペインの『マルカ』紙によると、セルティックとの契約が6月で満了する中村俊輔のエスパニョル移籍がいよいよ現実味を帯びてきたようだ。 16日、同クラブのスポーツディレクター、ラモン・プラネス氏と中村俊の代理人との間で行われた話し合いで、両者は条件面でほぼ合意に至り、2シーズンの契約が結ばれる可能性が高くなった。 しかし、この契約を結ぶ上で現在ネックとなっているのが、中村俊の肖像権の扱いについてだという。同選手には、日本における広告収入が年間800万ユーロ(約10億円)あり、エスパニョルサイドは、この肖像権がクラブに経済的利益をもたらしてくれるという思惑があるようだ。 とはいえ、両者の交渉はかなりの段階まで進んでおり、肖像権の問題が解決すれば、数日中にも移籍が正式発表に至ると見られている。 (C)MARCA.COM [ スポーツナビ 2009年6月17日 12:31 ] 前後の記事 -