ホーム ニュース 坂口博信氏、『ファイナルファンタジーVI』がシリーズのなかで“最も完成度が高い作品”だと考え明かす。最後のピクセルアート主体な『FF』だったので 全記事ニュース
ゲーム業界歴10年以上のキャラクターアーティストが「美形の黒人キャラを提案しても採用されない」といった不満をこぼし、議論が発生。なかには興味深い反応として、日本の開発元のゲームにおける美形の黒人キャラを挙げるユーザーも複数みられ、賛同が寄せられている。 今回、自身のゲーム開発上の経験談を伝えているのはDel Walker氏だ。同氏はRespawn EntertainmentやNaughty Dogなどでキャラクターアーティストを務めてきた人物。現在は元Respawn Entertainmentの開発者たちが集って昨年設立されたWildlight Entertainmentで開発中の作品に、主任キャラクターアーティストとして携わっている。Xやビジネス向けSNSであるLinkedInのプロフィール写真を見るに、同氏もアフリカ系のルーツをもつ人物のようだ。 There's been a hand
スクウェア・エニックスは4月16日、『ファイナルファンタジーXVI』の有料DLC第二弾「The Rising Tide《海の慟哭》」の配信を開始した。そのなかで本作の最新DLCで初登場するモンスター「トンベリ」のお尻が、熱い視線を集めているようだ。 第二弾DLC「The Rising Tide《海の慟哭》」の舞台となるのは、秘められし地ミシディア。水の召喚獣「リヴァイアサン」とそのドミナントをめぐる物語が新たに展開される。また、本DLCにあたっては、本篇未登場だったモンスターとしてトンベリ族が新たに登場することも、事前にアナウンスされていた。デフォルメされた見た目でかわいらしくもちょっと恐ろしいイメージのトンベリが、よりリアルなグラフィックで、禍々しく情報量の多いデザインに生まれ変わっている。その変わりようは『FF』シリーズファンこそ驚くことだろう。 そんなトンベリであるが、実際に発売され
『ファイナルファンタジーVI』(以下、FF6)のリメイクについては、現状では計画されていないようだ。スクウェア・エニックス第一開発事業本部長を務める北瀬佳範氏の見立てでは、『ファイナルファンタジーVII』(以下、FF7)のリメイクプロジェクトの“倍以上”の期間を要するためだという。 『ファイナルファンタジーVI』ピクセルリマスター版 『FF6』は、RPG『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリング第6作だ。スーパーファミコン向けに、1994年に発売された。舞台となるのは機械文明が存在するファンタジー世界。幻獣を利用した魔導の力を利用し世界征服をもくろむガストラ帝国を阻止しようとする、ティナたちの戦いが描かれる。 今回、スクウェア・エニックス第一開発事業本部長で『ファイナルファンタジーVII リバース』(以下、FF7リバース)のプロデューサーを務める北瀬佳範氏および本作のディレクターを担
今年2023年を振り返る、AUTOMATONの年末企画第4弾。年末最後の企画となる本稿では、1年の総括として各ライターの個人的なゲーム・オブ・ザ・イヤーを紹介する。2023年も怒涛のように素晴らしいゲームたちが登場した。そのうち、ライターごとの個人的なベスト作について語ってもらった。 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』 ――伝説は再び紡がれた 開発元・販売元:任天堂 対応機種:Nintendo Switch 前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が2017年以後のゲームコミュニティに与えた影響は決して小さくないだろう。Nintendo Switchの登場とともに衝撃をもたらした作品は多くのプレイヤーに遊ばれた。そしてプレイヤーたちは続編を望んだ。筆者もそんな続編を望んだプレイヤーのひとりだ。 前作は面白かった。今でもオープンワールドの金字塔足りうる作品だと思ってい
中国のメディアやゲーム産業を管轄する国家新聞出版署は12月22日、「网络游戏管理办法(オンラインゲーム管理弁法)」を草案として公表した。1月22日まで一般の意見が募られるとのこと。 今回公表されたオンラインゲーム管理弁法では、オンラインゲームの規制を強化する狙いとして全64条におよぶ法案が記されている。なかでも注目されているのは第18条で、ゲームの遊びすぎや大量課金を規制する内容になっている。毎日のログインや初回ログイン、連続ログインなどに向けた報酬を設定してはならないという。さらにすべてのオンラインゲームは課金の限度額を設定してサービス規約で公開しなければならず、ユーザーが“不合理な課金”をおこなった際にポップアップウィンドウで警告をおこなう仕組みを用意する必要もあるという。 中国ではかねてより未成年者のオンラインゲームへの依存を予防するための規制がおこなわれてきた。たとえば2021年に
YouTube上に公開されている『ブルーアーカイブ』や『メイプルストーリー』などのアニメPV。それらが一部非公開とされたようだ。その理由は、PVに仕込まれた「ハンドサイン」によるものだという。韓国メディアnews1などが報じている。 *ハンドサインが仕込まれていると指摘された『メイプルストーリー』のMV Image Credit: news1 非公開となった一部のPVを制作したのは、韓国のアニメスタジオStudio PPURI。同スタジオはさまざまな作品のPVを作成しており、関わったタイトルには『ブルーアーカイブ』『メイプルストーリー』『崩壊3rd』などの人気タイトルが名を連ねている。 問題となった理由としては、Studio PPURIに在籍している原画アニメーターの、男性蔑視発言が取り上げられたことが発端となっている。今回非公開になったPVに関わったとされるアニメーターは、X上で男性蔑視
任天堂は11月17日に『スーパーマリオRPG』リメイク版を発売した。同作はレビュー集積サイトMetacriticメタスコア/ユーザースコアで83を記録。安定した評価を獲得しているほか、同作に携わらなかったオリジナル版スタッフもその出来を称賛しているようである。 『スーパーマリオRPG』は、スーパーファミコン向けに1996年に発売された同名作品のリメイク版となる。舞台は『スーパーマリオ』シリーズの世界。あるとき空に巨大な剣があらわれクッパ城めがけて落下し、人々の願いをかなえるスターロードが壊されてしまう。散り散りになった欠片はスターピースとなり、世界中に散ってしまった。マリオはクッパやピーチのほか、マロや、ジーノと共に各地を冒険。スターピースを集めて願いのかなう平和な世界を取り戻すことを目指す。 リメイク版においては、オリジナル版のシステムをベースに追加要素などをほんのり盛り込みつつ、ビジュ
国内のクリエイターであるキング氏は11月19日、『人生オワタの大冒険』などを再公開した。再公開されたのは、『人生オワタの大冒険』『ロッコちゃん(Rokko Chan)』『人生オワタの大冒険2』の3作品。同氏のサイト内にて、再びブラウザ上から無料でプレイ可能なっている。 再公開された作品の一つ『人生オワタの大冒険』は、即死ギミックばかりのステージを攻略していく、いわゆる「死にゲー」の2Dアクションゲームである。同作でプレイヤーはアスキーアートのキャラクター人生オワタを操作し、ゲームの攻略に挑む。主人公のアクションとしては、ジャンプや遠距離攻撃のオワタバスター、自爆などが使用可能。そうしたアクションを駆使して、アスキーアート風のグラフィックで構成されたステージを進んでいくのだ。 ただし同作のステージ内には多数の罠が仕掛けられている。見えているトゲや敵はもちろん、動作するまで見えないギミックも多
突如として人気が爆発し、2023年最大級のダークホースとなった『スイカゲーム』。同作のニセモノゲームの増殖が悪化しているようだ。本家が対応に苦慮していることがうかがえる。ゲーム開発者Yanase氏などが伝えている。 『スイカゲーム』は、箱にフルーツを投入しながらスコアを稼ぐパズルゲームだ。現在はAladdin Xがパブリッシャーを担当している。対応プラットフォームはAladdin X/Nintendo Switch。本作では同じフルーツ同士がくっつくと、ひと回り大きな別のフルーツに進化することが特徴で、もっとも小さなさくらんぼから、もっとも大きなスイカまで11種類のフルーツが存在。箱からフルーツが溢れ出てしまうとゲーム終了となるため、無駄のないようにうまくくっつけながらハイスコアを目指すのだ。 本作は2021年12月にリリースされた作品ながら、今年9月に入りインフルエンサーを中心に人気が爆
任天堂が手がけるNintendo Switch向けアクションゲーム『プリンセスピーチ Showtime!』について、そのパッケージ版のジャケットやキーアートにおける、主人公ピーチ姫の“表情”が変化したと一部で注目を集めているようだ。 『プリンセスピーチ Showtime!』は、ピーチ姫を主人公とする新作アクションゲームだ。たくさんの舞台が上演されているキラメキ劇場を訪れたピーチ姫だったが、突如現れたグレープ劇団の襲撃により、劇場が乗っ取られてしまう。そこでピーチ姫は、この場所を見守ってきた妖精ステラと共に、劇場を救うために戦うこととなる。 本作は2024年3月22日発売予定で、すでにニンテンドーeショップや各小売店ではダウンロード版・パッケージ版が予約受付中。パッケージ版のジャケットには、本作のキーアートをアレンジしたビジュアルが採用されており、本作におけるピーチ姫のさまざまな姿が描かれて
人気沸騰中の『スイカゲーム』の人気が、海外に波及し始めているようだ。さまざまなストリーマーがプレイしている影響で、『スイカゲーム』を遊ぶ方法をガイドするメディアや、そのためにニンテンドーeショップの日本アカウントを作成するユーザーもいるようである。 『スイカゲーム』はpopIn株式会社によって2021年12月にリリースされたパズルゲームだ。スイカをはじめとし、メロン、パイナップルといったフルーツを題材として、フィールド上部の線を越えないように積みあげていく。同じ種類のフルーツは、組み合わせることで1段階上の大きなフルーツへと進化し、スコアが加算される。より多くのスイカを生み出しハイスコアを狙っていくわけだ。ギミックとしては、同じ数字をかけあわせていくパズルゲーム『Threes!』のようなルールとなっており、そこに「落ちものパズル」や「果物」「物理演算」などの要素が加わっているわけだ。 本作
株式会社瑞起は10月3日、リズムゲーム「DanceDanceRevolution Classic Mini」を発表した。発売日および価格は未定。今後10月10日にクラウドファンディングの実施が予定されている。 「DanceDanceRevolution Classic Mini」は、コナミのゲームセンター向けリズムゲーム『DanceDanceRevolution』の筐体を1/5サイズで再現し、実際にプレイできるミニゲーム機だ。サイズは横幅32.5 x 奥行35.7 x 高さ39.9cmとなっており、5インチ(1024×768)の液晶モニタが搭載。HDMI端子によりテレビなどに映像・音声を出力して楽しむこともできる。 楽曲は、『DanceDanceRevolution』の初代~3rdのものを中心に名曲を収録予定。アーケードの実機では、筐体手前のステージユニットの矢印ボタンを足で踏んで操作した
ゲーム制作ユニット1000-REKAは9月26日、『早咲きのくろゆり』を10月24日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、キャラクター・ストーリーPVが公開されている。 『早咲きのくろゆり』は、ワードを入力することで惨劇の回避を目指す、自動的に選択肢が表示されない百合青春ループノベルADVである。本作の舞台は、新型ウイルスCLIIが流行し、未成年の5割以上が亡くなってから18年後の世界。人々は日常を取り戻していたが、社会には大きな爪痕と問題が残されていた。 本作の主人公・笹森花は、札幌にある私立苗代高等学校へ通う3年生だ。笹森花は、中学の頃に近江谷樹に助けられ、それ以来彼女の幸せの為ならなんでもするという固い意志をもっていた。しかし卒業を控えたある日、樹に悲劇が発生。また笹森花は、気づけば悲劇の待ち受けるループに巻き込まれていた。繰り返す悲劇の
Epic GamesのCEOであるTim Sweeney氏は9月25日、大手ゲーム会社各社の2021年収益について言及。GoogleとAppleが大きな収益をあげていることについて批判し、両社がモバイルアプリストア市場への新規参入を拒んでいるとの見解を示した。 Sweeney氏は、Epic Gamesの設立者でありCEOを務める人物。今回同氏は自身のXアカウントにて、マイクロソフトやValve・Tencent・任天堂など大手ゲーム企業の収益データとされる表に言及するかたちで、コメントを投じた。同データは、マイクロソフトによるActivision Blizzard買収を巡る規制当局との係争に関連して、流出したとされるものだ。 Sweeney氏の引用元であるTweakTownおよび記者のDerek Strickland氏によれば、このデータは2021年の各企業の収益を示しているという。その中で
仙台地方裁判所は9月7日、吉田忍被告53歳に対して有罪判決を下したようだ。同被告は2023年5月頃に、ゲームのプレイ動画やアニメを編集した動画を権利者の許可なく公開していたため、著作権法違反の疑いで摘発されていた。朝日新聞デジタルの報道によると、同被告には懲役2年、執行猶予5年、罰金100万円の有罪判決が言い渡されたそうだ。 【UPDATE 2023/9/7 23:35】 執行猶予付きであることを、見出しに記載 『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』 5月18日付けの一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)の発表やkhb東日本放送の報道によると、吉田忍被告はYouTubeを通してゲームプレイ動画やアニメを、権利者に無断でアップロードしていた疑いで逮捕されていた。具体的には、ガイドラインにて禁止されたゲーム『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』のエンディングを含む1
SCKR Gamesは9月7日、『Only Up!』を配信終了すると発表した。本作は本稿執筆時点ではPC(Steam)向けに配信中であり、まもなく(soon)配信終了となる。開発者いわく、個人開発の本作では数多くの失敗があり、発売後の対応に多大なストレスを抱えていたという。 『Only Up!』は、空へと伸びる構造物を上へ上へと登る3Dアクションゲームだ。主人公のジャッキーは、貧困から抜け出し、世界と自分自身を知る旅に出ようと、スラム街の上空にそびえる構造物を登る。構造物には、さまざまなオブジェクトや施設などが雑然と存在し、それらが組み合わさるようにして空に浮かんでおり、不思議な光景となっている。プレイヤーは、足を踏み外して落下しないよう慎重に歩みを進めていくこととなる。 本作は今年5月25日にSteamにて配信開始。その後6月に入ってから、本作をプレイする実況配信者が急増し、Twitch
任天堂は8月7日、ニンテンドーアカウント加入者を対象に、暑中見舞いメールを送付した。その挨拶に添付された写真の中で、マリオが全面的に着衣しているとして、一部で話題を呼んでいる。夏にマリオが服を着ることもあるようだ。 任天堂には、近年この時期になると、暑中見舞いとして、マリオの画像をユーザーに送る風習がある。マリオが衣服という呪縛から放たれ、解放感をもって夏を涼む画像がおなじみだ。これらの画像は単純に涼しげであるほか、さまざまなタイプの画像が用意され、スマートフォンやPC向けの待ち受け画面に設定することも可能である。サービス精神旺盛だ。 任天堂による、暑中見舞いを名目としたマリオの裸体送付はいつから始まったのかを見てみよう。筆者の確認できる範囲では、任天堂は2010年代中頃から暑中見舞いを送るようになった。特徴的な挨拶としては、2016年夏にヨッシーとキノピオを傍らに、パラソルの下で乳首を丸
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