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ブックマーク / miyoko-diary.cocolog-nifty.com (10)

  • ああ、遅かった!!性風俗で働くということ - 河野美代子のいろいろダイアリー

    この頃、あまり患者さんに関わることは書いていません。プライバシーにかかわること、もちろん名前が特定できるようなことに気つけることは当然ですが、その内容について、どこまで語ってもいいのか、線引きがなかなか難しいということが理由です。 でも、産婦人科医療の現場で起こっていることを世間の人は知っていない!!必死で性教育の必要性を訴えても訴えても、社会は知らんぷりなのです。 今日は書きます。 風俗で働く女性たち。もちろん、圧倒的に若い女性たち。あまりに無防備なのです。 今、プロのセックスワーカーと、素人の女性たちとの線引きも難しくなりました。 どうしてこんなに簡単にこの世界で働けるの?と思うほど、風俗で働く女性たちが増えています。大学に進学して広島に出てきてすぐにデリヘルで働いている女性たち。まだ18才で、どうしてこんなことか出来るの?と言うほど無防備です。 いえ、18ならまだ大人? でしょうか。

    ああ、遅かった!!性風俗で働くということ - 河野美代子のいろいろダイアリー
  • 「子ども緊急避難シェルター」について - 河野美代子のいろいろダイアリー

    私が宝塚市長のことを書いた直後に、市長が関わった件について「生徒会長」さまから20日の記事のところにコメントを戴きました。宝塚の「子ども緊急避難シェルター」についてです。 私も、次はこの件について書かなければ、と思っていたところにこのコメントなので、びっくりしました。生徒会長様と異なる立場から、この件について少しご報告を。 中川さんが市長になって程なくのこと。宝塚の小学生兄弟二人が家出をしたとの報告があったと。次の日も帰らない。その次の日も。市長は心配でたまらなかったと。どこかの公園にいるのだろうか。橋の下なのか。一体、夜はどこで寝ているのかしらと。べ物は? 心配でたまらない市長に、ある庁舎の方が来て来ていったのだそうです。「市長、大丈夫ですよ。あの二人は常習犯ですから」と。 それを聞いて市長はびっくりしたと。「常習犯だったら、なぜ大丈夫なのですか。何度も家を出るということは、その二人は

    「子ども緊急避難シェルター」について - 河野美代子のいろいろダイアリー
  • 「性教協中国ブロックセミナー」から②ボーイズ・バー - 河野美代子のいろいろダイアリー

  • 子宮頸がん予防ワクチンについて②反対する人たちへ。 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    子宮頸がんの予防ワクチンについて、私は6月29日から何日にも渡って述べています。それでも、あえてもう一度と思うのは、あまりにひどい誤解に基づいた、接種に反対する人たちがいることに、胸を痛めるからです。 昨日述べたような、不妊になるというような根拠のない一つの宗教がかった人たちのことは問題外として。 女性の解放運動に関わっているような方たちが反対するのに、びっくりしてます。その人たちの根拠は次のごとくです。 1. 子宮頸がんは、検診を受けることで、早期発見でき、完治するものである。したがって検診率を上げることに金や力を注ぐべきである。 2. すべての発がん性HPVが阻止できるわけではない。 3. 感染前に接種しないと意味がない。 4. したがって、接種するよりも性教育に力を入れるべきである。 一見もっともな意見のように見えますが、こういうのが一番疲れるのです。 1.子宮頸がんは確かに検診を受

    子宮頸がん予防ワクチンについて②反対する人たちへ。 - 河野美代子のいろいろダイアリー
    m_insolence
    m_insolence 2010/09/23
    「どっちか片方ではなく、両方を追求すべきことではないでしょうか。」ほんとそう。ワクチンを無料にすることで、検診の重要性も啓蒙出来ると思う。
  • 久々に泣いた。 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    「センセ、聞いてももいい?」 「うん、いいよ、何を聞いてもいいよ。」 「あのね、お父さんのお友だちは、みんな同じことをしてないの?」 「うん?なに? 同じことって、〇〇チャンと同じことを? 自分の子どもにってこと?」 彼女は私の目をみながら、こくんとうなずいた。 「うん、しないよ。だれも子どもにはしないよ。だから、〇〇チャンのお父さんがいけない人だったってことなのよ。」 「あのね、みんながすることだと思ったの。みんな我慢しとる、だから、私も我慢しないといけないと思ったん。」 その前に初めて私のところに現れた彼女に、私は、 「あなたが悪いのじゃないのよ。いい? あなたが悪かったからこうなったのじゃない。そんなことをした大人が悪いのだからね。自分が悪かったって思っちゃいけないよ。」 「世の中にはね、けしからんことをする人がいるのよね。多くはないよ。ほとんどの大人はとてもいい人なんだけれど、でも

    久々に泣いた。 - 河野美代子のいろいろダイアリー
  • 子宮頸がんワクチンについてもう少し。 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    子宮頸がんのワクチンは、HPVの中でも16番と18番の感染をブロックするものです。 子宮頸がんから検出されたHPVの型です。16、18が飛びぬけて多いのですが、中でも18番は腺癌になる確率が高く、注意を要します。腺癌は、がん検診で検出されにくく、また悪性度も高くて、進行も速く、放射線も効き難いなかなか厄介な病気です。(それぞれクリックすると大きくなります) これは、HPV16や18に感染した人の前がん病変である高度異型性になる発生率のグラフです。 対象はKaiser Permanenteという健康プランに加入し、定期的に子宮頸がん検診を受診している16歳以上の女性20810人。1989年から1990年、122ヶ月間の追跡調査を行っています。子宮頸がん検診では細胞診と発がん性HPVの検出を行い、陽性の場合に16と18の有無を検討しています。 もうこれだけでも16番と18番のブロックをすること

    子宮頸がんワクチンについてもう少し。 - 河野美代子のいろいろダイアリー
  • 私が若かった頃。④私が彼と結婚しようと思った理由 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    私が彼と結婚をしようと思ったのは・・・。まだ少し当時に絡む人がいて、あまりちゃんと書けません。他の人を傷つけるかも知れないので。 でも、私にとって大切だったのは、「彼のそばにいると安心」ということだったのです。彼は、柔道や空手などの武道をしていますが、その武道は、決して私に向けられることはありません。私を守るためだったら使うかも知れないけれど。 「女を殴る男なんて、サイテー」という彼の言葉にどれだけほっとしたことでしょう。 それまで私は殴られていました。今になって思うと、それはDVなのですが、当時はそんな言葉はももちろんなく、男は女を殴るものというそんな吹き込みがありました。暴力を振るうのは、怒らせるものが悪いからだと、そう思わされていました。その人の気にわないことがあると、いつこぶしが飛んで来るか、警戒しなければなりませんでした。怖いと思うと、言いたいことも言えないし。私は、すっかり萎

    私が若かった頃。④私が彼と結婚しようと思った理由 - 河野美代子のいろいろダイアリー
    m_insolence
    m_insolence 2010/05/22
    「男に一度でも殴られたら、誰かの力を借りてでも、上手に、殺されないように逃げなさい。」
  • 私が若かった頃。①犬のぬいぐるみを捨てられません。 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    その昔、私がまだ若かった頃。私は医学部の学生で、河野は新人の新聞記者で付き合い始めてまだ間もない頃。 その頃、白島に「みほ」という喫茶店がありました。そこでいつも待ち合わせをしては、だべっていました。私は牛田に住んでいて、河野は白島で、会社もその近くにありました。 その日、私はお金を持っていませんでした。財布を忘れたのか、当になかったのか、覚えていません。でも、そんなことはよくあること。貧乏学生でしたから。学費は親に出してもらってはいても、一切のお小遣いは自分でバイトをして出していましたから。私が河野と付き合うようになったのも、べ物で釣られたような所もありました。 その日。お金はなくっても、河野が出してくれるだろうと思ったこともありました。コーヒーを飲んで待っていましたが、なかなか遅いようです。そのうち、おなかがすいて、ハムエッグを頼みました。それをべても、まだ河野は来ません。 新聞

    私が若かった頃。①犬のぬいぐるみを捨てられません。 - 河野美代子のいろいろダイアリー
    m_insolence
    m_insolence 2010/05/16
    涙が出るほど素敵なお話。犬のくたびれ具合がいい味だしてる。
  • 今クリニックで起こっていること⑮アフターピルの失敗 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    昨日、大変気の毒なことがありました。二週間ちょっと前に緊急避妊のくすりを求めて来た方です。その人が、くすりを飲んだにも関わらず、妊娠してしまっていました。 緊急避妊の効果は100%ではないと、説明していたので、覚悟はしていたようです。でも、しょんぼりでかわいそうでした。実は、5日前にも同様のことがあったのです。その時の女性は、妊娠とわかったとたん、大泣きでした。 「緊急避妊」。アフターピルとも言われます。レイプされた、またはコンドームが破れてしまったというハプニングが起きたときに緊急避難として使用するものです。それが、どうも誤解されているようです。「避妊しないでセックスしても、後で薬を飲めばいい」と。 最近特に目立ちます。「避妊していなかったので」それも、男性が「病院に言って薬をもらって」と言ったと。 実は、日は、アフターピルとしての薬は認可されていません。世界中で使われている薬は、日

    今クリニックで起こっていること⑮アフターピルの失敗 - 河野美代子のいろいろダイアリー
    m_insolence
    m_insolence 2010/03/27
    中用量ピルでのアフターピルは、大量のホルモンを摂取することで子宮内膜を強制剥離させる故、副作用も強い。薬飲んだのに吐いてしまって、効いてるのかわからなくなってるのもよく聞く話。はやく認可を。
  • 「みみっちい話」その後 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    先日、正確には10月6日、「みみっちい話を聞いてください」と書きました。とても恥ずかしい話しなのだけれど、どうにも憤懣やるかたなくって。一応、どう書くか考えたけれど、怒るのも、ちょっと。こういうお金の話は、とても言いづらい物です。考えた末、こういう愚痴のスタイルをとりました。 当はもっと書きたいこともあるのですが、しつこくなってしまうので、あの程度にしたものです。皆様、沢山のコメントありがとうございました。とてもありがたかったです。 ところが、私のこのブログをどなたか分からないのですが、「はてなブックマーク」というサイトに貼り付けて(?)下さった方があるのです。そこで話題になっているとお知らせをいただいたので、覗いてみました。この「はてなブックマーク」というものがどういう仕組みのものなのかが、まだよく分かっていないのですが。 でも、覗いてみて、びっくりしました。多くの方が、私のブログに対

    「みみっちい話」その後 - 河野美代子のいろいろダイアリー
    m_insolence
    m_insolence 2009/10/10
    「やはりマイナーな科は医師会の内部でも力が弱いし、対厚生労働省でも力が弱いと言うことなのでしょう。」婦人科系の薬の認可が呆れるほど遅いのもここらへんの問題かな?
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