6割近くの家庭で今シーズン、鍋料理の登場頻度が例年よりも増加する傾向が、ミツカン(愛知県半田市)の調査で分かった。調査は東北、関東、近畿、九州地方の20〜50歳代の子供を持つ主婦416人を対象に実施した。 [フォト]“変わり鍋”続々登場 それによると、例年に比べて冬の鍋料理の増減を聞いたところ、28・1%が「増えそう」、29・8%が「やや増えそう」と回答。年代が下がるほど増加傾向にあった。 増えそうな理由(複数回答)は、「食事の準備や片づけを簡単にしたい」(70・1%)がトップ。「食費を節約したい」(53・1%)、「健康や美容に良いものを食べたい」(50・2%)が続いた。20、30代は節約志向が特に強く、健康志向は40、50代で顕著だった。 今シーズンに増えそうな鍋料理のメニューは寄せ鍋(60・6%)、水炊き(44%)、キムチ・チゲ鍋(34%)がベスト3。九州や東北で3位の鍋が異な