2024年 夏季休業のお知らせ お客様各位 毎度格別の愛願を賜りありがとうございます。 誠に勝手ながら下記日程で休業とさせていただきます... NEWS
現在、サーバを仮想化 (Virtualization) して運用することがあたりまえになっている。個人的には、VMWare ESXi、業務では Xen、を導入しているので、仮想化することのメリットとデメリットをまとめてみる。 メリット 仮想マシンごとに一つの役割だけをあたえることで、個別サーバの設定が単純になる 普通は同じサーバに同居できないようなソフトウェアを、それぞれ仮想マシンにすることで物理的には一台に済む_(実際には、MySQL で同じデータベース名で異なるデータを格納している場合に仮想化を行っているが、4Gbps 本に mysqld-safe を使う方法がのっていたのでこちらの方がよいかも) 仮想マシンの OS ごと含めた設定をまるごろコピーして他の物理サーバへ展開できる(いわゆるライブマイグレーション、使ったことはない) 消費リソースが異なるサーバをうまく組み合わせて仮想化する
CentOS 5.3 x86_64 に Xen を導入するためのメモです。 1. 次のコマンドで Xen をインストールする $ sudo yum install xen 2. Dom0 のメモリ容量を最低限に利用する(通常は 512MB あれば十分) $ sudo vi /boot/gnub/grub.conf 18c18 < kernel /xen.gz-2.6.18-128.1.6.el5 console=com1,vga com1=57600,8n1 — > kernel /xen.gz-2.6.18-128.1.6.el5 console=com1,vga com1=57600,8n1 dom0_mem=512M 3. 再起動して、Xen Kenel で起動する 4. free コマンドでメモリ容量が 512MB になっていることを確認する $ free
ついに Xen-Server が無料化になって、ダウンロード可能になりました。公式ホームページに VMware ESXi との比較がありました。 | 無料に含まれている機能 | Citrix XenServer | VMware ESXi | | Hypervisor | 64ビット | 32ビット | | 最大仮想化 CPU 数 | 8 | 4 | | Windows と Linux ゲストサポート | OK | OK | | サーバ、VM、メモリの無制限 | OK | OK | | P2V & V2V の変換(物理マシンから仮想マシンの変換、仮想マシンから仮想マシンの変換) | OK | OK | | 共有の SAN や NAS ストレージ | OK | OK | | 中央での複数のサーバ管理 | OK | NO | | 柔軟性がある分散管理アーキテクチャ | OK | NO | |
先日の MySQL Conference 2009 のプレゼン資料は公開されていますが、その中で MySQL V3 Google Patch のパフォーマンスに関するスライドが公開されていたので、さっそくチェックしてみました。 該当する講演は、「This is Not a Web App: The Evolution of a MySQL Deployment at Google」にあたると思われます。 MySQL colud performance というスライドから。 ベンチマークツール: iibench、sysbench、wisconsin InnoDB を高速にするには、tcmallock とリンクする、XFS ( noatime,nodiratime,nobarrier オプションを指定するのがいいらしい)を使う、マルチコアサーバ用の mutex contention を減らす、
RHEL/CentOS、Xenを中心にメモを残していきます。内容は無保証。適用する場合は、十分確認の上、自己責任で。 指摘、質問、要望をコメントしてもらえると喜びます。 DRBDは、ネットワーク越しにディスクのミラーリング(RAID1)を実現するソフトウェア。Xen DomU上でこの動作検証を行う。以下は今回検証環境の概念図。 今回は、『The DRBD User's Guide』の『Chapter 5. Configuring DRBD』を実行・検証する。 CentOSのRPMパッケージには、drbd 8.0系であるdrbdおよびkmod-drbd-xenと、8.2系であるdrbd82およびkmod-drbd82がある。今回は、8.2系を使用する。 検証内容は以下の通り。 Xen Dom0 fs1上にDomU dc[23]を作成する。 DomU dc[23]に対して、それぞれDom0 f
8月5 Xen環境でdomainUの仮想CPU数を変更する方法 カテゴリ:仮想化 やっと解決しました。 Pentium4のHyper-Threadingでdomain0(つまりホストOS)では、最初からきちんと2つのCPUを認識していたのですが、以前の記事の段階では、domainU(つまりゲストOS)の仮想CPU数を変更する方法がわかりませんでした。 【domainUの起動設定ファイルの変更】 まず、起動設定ファイル(/etc/xen/FC5-domU)に次の2行を加えます。 cpus = "0,1" vcpus = "2" cpusはどの物理CPU(この場合、CPU0とCPU1)を使用するかを設定し、vcpusは仮想CPUの個数の上限値を定めています。こうすると、次の画像のように2つの物理CPUを併用することができるようになります。 この変更だけで、とりあえず2つの仮想CPUを認識してく
RHEL/CentOS、Xenを中心にメモを残していきます。内容は無保証。適用する場合は、十分確認の上、自己責任で。 指摘、質問、要望をコメントしてもらえると喜びます。 以前に『169.254.0.0/16への経路を消す(APIPA)』という記事を書いたが、CentOS 5.1では、これと同様に、設定した覚えのない192.168.122/24への経路が設定されてることがある。$ netstat -rn Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags MSS Window irtt Iface 192.168.122.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 virbr0 192.168.55.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0 224.0.0.0 0.0.0.0
Fedora Core 6 の Xen 3.0.3 でゲスト環境を構築してみる。FC6 には python-virtinst というパッケージがあって、それに含まれる virt-install コマンドを使うと、5 つの質問に答えるだけで簡単に設定ファイルを作ってくれる。さらに、即座にゲストドメインを作って、Anaconda*1 を起動してくれるので環境構築も楽チン。そこで、ここではあえて virt-install を使わないでゲスト環境を構築する、男のやり口を紹介する。 インストール先の作成 まずはゲストをインストールする場所を作成する。ここでは LVM を使っているが、SAN 上やイメージファイルでもかまわない。その場合は適宜読み替えてほしい。 lvcreate --name mint --size 8G vg_xen mkfs.ext3 /dev/vg_xen/mint lvcrea
Xenで仮想マシンを構築する。 ここでは、CentOSで運用しているサーバー上に仮想マシンを構築し、仮想マシン上でCentOSまたはFedoraを稼動する。 ※1台のマシン上に複数のOSを同時稼動させるため、ハード性能(CPU、メモリ、HDD)に空きが必要 【Xenによる仮想マシン構築イメージ】 [root@centos ~]# echo alias scsi_hostadapter xenblk >>/etc/modprobe.conf ← 読込み対象モジュールにxenblkを追加 ※Xen対応kernelインストール時にinitrdが作成されるが、その際に上記モジュールが読み込まれていないと仮想ディスクを扱えない [root@centos ~]# vi /etc/sysconfig/kernel ← kernel設定ファイル編集 DEFAULTKERNEL=kernel-xen
仮想化技術の成熟度には目を見張るモノがあります。先日もCitrix社が XenServerを無償化しました(Citrix XenServerが無償化(XenCenter、XenMotion、Resource Pools、ストレージ管理機能を搭載)(20090223-1))。この製品は 複数のホスト(XenCenter)を管理するエンタープライズコンソール、VMライブマイグレーション(XenMotion)技術、リソース共有(Resource Pools)技術、そしてエンタープライズストレージ管理技術など、膨大な数のエンタープライズ向け機能も無償配布する。 というもので、主要なプレイヤーであるVMware社が無償公開しているESXiと比べて (もちろん勝負にならない)。 ぐらいの機能差。これまではエンタープライズ向けの仮想化は高級な技術ということで認知されていたためVMwareのが市場シェアで
先週、AMD主催のセミナーで「はてなでの仮想化技術の使い方」という発表をしてきました。 はてなでは、1年半ほど前から仮想化技術に取り込んでおり、現在では300台以上のサーバが仮想化されています。仮想化技術には、様々なメリットがありますが、はてなではサーバリソース利用率の向上と、システムの安定化の二つの利点を重視しています。サーバを仮想化していく際に、どのようなポリシーで一つの物理的なサーバに仮想化ホストを積み重ねているか、とか、実際どれぐらい効率を上げられているか、とか、あとAMDさんのセミナーなので、消費電力的にはOpteronが実測結果からは10〜20%程度効率がいい(負荷時にOpteron 1.82A, Xeon 2.17A)、というあたりの話をしてきました。 How to use Virtualization Technology in HatenaView more presen
高いパフォーマンスと多くのベンダによるサポート表明で本命の1つとなった仮想マシンモニタ「Xen」。日本語による情報が少ないXenを、実際に動かしてみよう。(編集部) みやもとくにお<wakatono@todo.gr.jp> 2005/3/8 Xenは、仮想マシン環境を実現するためのソフトウェアです。「仮想化技術のアプローチと実装」で解説したように、仮想化技術は数種類に大別できます。Xenはその中で、最も伝統的な方式を採用した仮想化技術です。 Xenを取りあえず動かしてみよう Xen 1.0の当時はデモCDがありましたが、Xenについて理解するには実際の環境で動かしてみるのが一番良いでしょう。最新版のバイナリインストールキットには、Xenアーキテクチャ版のLinuxカーネルバイナリも含まれています。これを使えば手軽に動かしてみることができます。 なお、Xenを動作させる環境に重要なファイルな
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