自分たちの記事じゃなくてもおもしろい記事が大好き。 そんな私たちが選んだ記事を紹介する年にいちどの日がやって来ました。 声を出す笑いからにやにやまで。 2022年のいいインターネットを楽しんでください。 (構成・林雄司)
![2022年インターネットのおもしろかった記事](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0cbd43b1068363e9364812acb745ad8883d34c2d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.dailyportalz.jp%2Fthumbnails%2Fwidth1280%2F5616%2F7233%2F4709%2Ftop.jpg)
自慢じゃないけどネットストーカーが得意。彼氏の元カノのインスタグラムとか秒速で見つけちゃう。マジで自慢じゃないです。このあいだ、友人がVJをやっているというので1分でそのVJユニットのツイッターアカウントを特定して送り付けたら「ネトスト1級?」と聞かれた。粘着質の賜物ですわよ。 まあそれにしたってアカウント特定にはある程度の手がかりが必要になってくる。名前、居住地、出身大学、エトセトラ。なんらかのヒントが無いとさすがに難儀。別に特別な技術があるわけでもないし、本当にただ粘着質なだけで。 人生で特定したアカウントは数知れず、その中でも一番厄介で一番時間がかかった相手がいました。 かかった年数、約2年。 名前も居住地も知らなかった。知っているのは出身大学と顔だけ。共通の知人なんて1人もいない。 それでも絶対に見つけたかった。 2年間、ずっと膨大なネットの海を潜ってはきょろきょろと探し続けていた
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気づいたらインターネットで書くことが特にないな、という状態になっていた。ツイッターとか何をつぶやいたらいいかわからない。 もともとツイッターとかで熱心につぶやいていたのは、ネットにいるたくさんのよく知らない人たちに曖昧にちやほやされたい、という自己顕示欲があったからだったのだろう。 年をとったせいか、知らん人に別にそんなにちやほやされたくないなー、という気分になってきた。興味のある人には直接連絡を取って話せばいいし、人間関係をむやみに広げたいという気持ちもなくなってきた。 昔はネット上で流行ってる話題に乗っかっていっちょかみしたり、仲良くなりたい人にエアリプしたりなんかもしてたけど、もう全くそんなことする気がしない。 そうすると、つぶやくことを何も思いつかなくなってしまった。もともと、つぶやく必要があることなんて特に何もなかったのだろう。 なんかいろいろできあがってしまったんだな。これから
毎日同じような作業でこのように思っている人はいないでしょうか。 あ~毎日ネットにアクセスして、同じデータ収集するの面倒くさいなぁ こういう退屈な作業、自動でやってくれないかな でもプログラミングできないしなぁ。勉強すんのも面倒くさいなぁ。 そんな人に朗報です。今回は、プログラムをかけない人でも、ネットから情報を自動収集する方法をまとめます。 今回使うのは、Google Spreadsheetという、エクセルに似たWeb上のアプリケーションです。実はネット上の情報を自由に取得(スクレイピング)できるツールだとは知られていません。そんな裏の使い方を今回は説明したいと思います。
就職活動のOB・OG訪問をオンラインで実現するジョブカレというサービスがあります。 これは「OB・OG訪問を受けてもいいよ」と考えた社会人が、自分の空き時間と面会場所をサイト上で設定し、それに就活中の学生が応募するというマッチングサービス。若い人たちがやってるスタートアップ企業のサービスですが、なかなか面白い発想だと思います。この運営元企業Arinosから「佐々木さんもOB訪問を受けてみていただけませんか」と申し出があったので、さっそく実施してみました。昨年末のことです。 まず学生さんたちの自己紹介から。 オガワ君:僕は中東や東南アジアに興味があって新聞や映画、本などをみて現状を勉強していて、新聞社に入りその実情を日本に伝えたいなという風に思っています。 キクカワ君:大学時代は、サークルは広告研究会に入っていてバイトは日経新聞の証券部の雑用をやってました。あとは国会事務所でインターンしてま
ここ数年、だれもネットには書き込まないが、ネット関係者が集まるとよく話題になるテーマがある。「山本一郎をどう思うか?」 ぼくは山本一郎(敬称略)こそ、ネット社会が抱える根本的な問題を象徴する存在だと思っていて、いろんなひとに、山本一郎という現象は重要だ。研究テーマにすべきだと主張しているのだが、同意するひとは多くても、だれも怖がって手を出したがらない。 でも、山本一郎について語らないで、現代のネットでなにを語るんだと、ぼくなんかは思うわけだ。 なぜ、山本一郎が重要なのか。それを議論するまえに、現在のネットの状況を整理しよう。 この10年間でネットが社会に与える影響はとても大きくなった。テレビの話題はネット発のものが多くなった。ネットで有名になった人がテレビにレギュラー出演するようになり、逆にテレビの有名人がネットメディアに登場するようになった。 にも関わらず、有名人や専門家や社会的な立場を
肉級です。 最近、イケハヤの「未来はAIに支配される!すぐに仕事なくなる!」という恐怖煽りで有料noteを売る手法や、 100部限定!と謳って売切れたらすぐに再販するという 「偽限定セールス」などで憤りを感じてますわよ。 こんなメッセージをいただきました ということでイケハヤの実態について 私が知りたかったのは、 「なぜ信者になったのか、そしてなぜ信者を抜け出せたのか」 ですわよ そこで元信者にイケハヤ信者から脱会するまでについて色々聞いてみました。 ーーそもそもなぜ「イケハヤ」の信者になったの? 最初に知ったのは、月収数十万?数百万?円以上稼いでます!というつぶやきが流れてきて、何だろうこの人って思ったのがきっかけでした。 そして見ていくと、都会で消耗してる私に響くようなつぶやきがあったんです。 自由にフリーランスになって稼げる!自由に働く!通勤なんてしなくていい!自由が欲しいって思って
フェイクニュースの問題は、メディアの報道に対しても指摘されています。朝日新聞デジタルのアンケートでも、報道の正確性や中立性に対する疑問の声が寄せられました。メディアはこうした指摘に、どう向き合っていけばよいのでしょう。 反論にも耐える記事を アンケートに寄せられた意見の一部を紹介します。 ●「昔はメディアの信用性など疑う余地が無かった。昨今ネット普及により色々な現場や会見などをライブを一から十まで見ることができシンプルに事の顚末(てんまつ)を知る機会が増えた。私のような個人もマスコミ関係者と同じ物が少しは垣間見えることでマスコミの思想やコメンテーターの意見にあまり左右されることがなく、自分で判断ができるようになった。その結果、メディア自身の偏り、伝えない事実、報道と自分の目で見た物の相違が明らかになり、それがとても残念に思うことが多々ある。メディアにはこういう見てる側の目がたくさんあるとい
※この記事は高齢化によってネットの知的レベルが下がるのではないかと主張していますが、だからといって高齢者が悪いと言っているわけではありません。むしろ「誰も悪くないよ」というのが主旨です。 ネットの知的レベルは下がってる? ブコメ見てみたが、ネットの知的レベルってほんと下がる一方だな。昔から、自覚のないバカは多かったけど細胞として集まって血管もできて栄養も送りあって、がん細胞のように成長している。— kawango2525 (@nkawa2525) 2018年4月5日 ってkawangoの人が言ってた! 僕もわりとそう思ってて、「その原因はなんだろう?」「そもそもネットの知的レベルは下がってるのか、自分がそう感じてるだけなんじゃないか?」などと色々考えてたんだけど、仮にネットの知的レベルが下がる一方だとして、「その原因は単純に高齢化なのでは?」という気がしてきた。 これからはネットを普通に使
いや、もう検索エンジンをどう使おうが正しい情報にリーチすんの難しすぎない?って話。 ※すげぇ長文だけど続きを読む記法が使えないことに書いた後気づいたからそのまま投下 昨日、俺は結構水泳を頑張った。1時間半ちょいぐらいひたすら泳いで満足感に浸り、カロリー計算をしたりした。 そのついでに、今継続している水泳が果たして体型の維持にどこまで役立っているのかが気になって調べてしまったのだ。 「水泳 消費 脂肪」とか雑なワードで検索開始。 いやぁ、ひどい。 とりあえず、試しに検索してみてほしい。 雑なワードに対して返ってくる雑な煽りの数々、「水泳は効果絶大!!」「水泳は痩せない!?」などなど、 見出しだけで背中を押しそうとするものもあればちゃんと中を読ませようとするものもあるけど、 とにかく似たり寄ったりな記事がごっそりヒットする。 似たような記事が沢山ヒットすることは悪くないどころかGoogle先生
肉級です。 先日ちょっと議題になっていた、 顔出しの信頼について。 顔出しをしてる人のブログ記事は信用できるとか言ってる方がいたんですが… プロブロガー界隈の方ですわね。名前忘れましたわよ。 しかし、 私は匿名の方が信頼できると思っていますわよ。 なぜそう思ったのか、 先日の話題になったパクリキュレーションメディア「MERY」の復活の記事なんですが…。 「MERY」復活、盗用被害者が納得できない理由「旧サイト残して」 - withnews(ウィズニュース) CIOTANさん(しおたん) 編集長をやってる方なんですが、インフルエンサー図を見てみると、バランスの取れたインフルエンサーでもありますわね。 そんな方の発言ですが、 MERYさんが再出発と聞いて「待ってたよMERY〜!😢💞」ってコメントが相次いでいるのかと思いきや 「小学館の判断は英断と言えるのか」「非公開になった記事は云々」とお
輝かしい未来を期待されていたはずのウェブメディアだったが、ふたを開けてみると、WELQを代表とするキュレーションメディア問題、氾濫するコタツ記事、そして昨今話題のPR問題などなど、クソメディアが乱立&クソメディアを助長するコンテンツが増えるばかり。 今回ニコ生では、地獄絵図のようなネットメディア時代へと突入してしまった2010年代を振り返るべく、新著『ネットは基本、クソメディア』を上梓したばかりの中川淳一郎氏と、人気ウェブライターのヨッピー氏をゲストに迎え、無法地帯と化すウェブメディアの対処法と未来を考える番組を実施。 ネットは基本、クソメディア 画像はAmazonより 『怒涛のクソメディアラッシュ~1年を振り返る~』、『例のキュレーションサイトはなぜ炎上したのか』、『そろそろ決着したいPR問題』、『ネット記事のギャランティー』などをテーマに、ウェブメディアに精通した二人が、正しいネットメ
主婦がドロッドロの「不倫スタグラム」を更新してしまう理由。インスタに広がる「鍵アカの世界」の実態と、インスタ主婦の「マウンティングあるある」戦記 30代のインスタ主婦に「鍵インスタのつかい方」について聞きました。インスタに「不倫写真」や「旦那のグチ」をバンバン上げる…? 主婦が語る、生々しい「鍵インスタ」の使い方 1、主婦は「鍵インスタ」どう使っているのか? 主婦: いま一番つかっているのはインスタです。カギをかけて「仲良い友達」とつながって、フェイスブックには書けないことを投稿します。 ふつうに、旦那の愚痴「ダンナつかえない」とか、不倫して「ついに妊娠しました」とか、容赦なくぶちまけていますね。 なんだろう、記録として残しておく「日記」のような感じですかね。あとから「自分がどう思っていたか」振り返ったりするための。 あと、インスタ(鍵アカ)って、わたし的には安全だと思っていて。なぜなら、
FBで昨日からケンケンガクガクの議論があったので、 ちょうど良い機会だし観測気球的に色んな人の意見を聞きたいなと思っているのでこのエントリを書きました。 広告まわりの話なので「興味ねーぞ!」って人は読まなくても良いと思います。 【発端】 宮脇 淳 - ヨッピーさんの衣装が謎すぎるけど、スポンサードコンテンツやネイティヴ広告に関する理解が進む良記事でした。... | Facebook ↑のリンク先が舞台ではあるのですが、死ぬほど長いし登場人物が何人かいるので、僕とおおつねまさふみさんのやりとりにフォーカスしておきます。 「タイトルにPRって入れるかどうか問題」については僕が以前にBuzzFeedのインタビューで話した事が僕のスタンスであります。 www.buzzfeed.com そもそも論として、PR表記をどうして入れなきゃいけないかというと、優良誤認を防ぐためでしょう。お金もらって宣伝して
2016年秋、キュレーションメディアの事件は、健康系メディアWELQの低品質な記事の問題から始まりました。 多くのメディアが情報の信頼性など多くの問題提起を行い、11月中旬よりWELQの記事は消され始めて12月2日にはサイトが非公開に。そのままいまも再開はされていません。 あれからもうすぐ半年になります。 この半年は日本のインターネットメディアと検索エンジンにおいて大きな変化があった期間です。 ネットメディアとしては、WELQの終了を前後して運営を終了するメディアや、運営体制の見直しなど品質を高めようとする動きが多く現れました。 検索エンジンGoogleも、WELQの退場後数ヶ月遅れでいくつかの対策を発表しています。2月には事実上のキュレーションメディア対策を行ったことを発表した後、4月には更に信頼性や正確性などを重視するアルゴリズムがローンチされたと発表。その他にもいくつかの改善を続け、
2ちゃんねるに突然立ち上がったスレッド 「【朗報】鬱を一発で治す方法、ついに見つかるw」 このスレッドが大きな反響を集めている。 このスレッドを立てた人は自身が鬱的な症状をこれで改善したのでみんなにも試してほしいというのです。 モヤモヤしてるやつちょっとこい めちゃめちゃ簡単に、誰でもできる 金もかからん 今すぐできる 重度の鬱だとしばらく時間はかかるけど、毎日気分が重いくらいのやつならすぐに効果が出る 例えば水ってさ、高いとこから低いとこに流れるだろ? それが自然だ どんなに期待して眺めてても、絶対に水は高いところに流れない 悩んでるやつとか鬱のやつも同じ ポジティブに考えなきゃ、とかもっと頑張らなきゃ、って頭ではわかってるけど、それができない つまり、低いとこにたまった水を一所懸命バケツで組み上げようとしてるだけだ そりゃ疲れるし、水の流れには逆らえない 水の流れはネガの方向とポジの方
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