【福岡】福岡県はソフトウエア開発に用いるプログラム言語「Ruby(ルビー)=用語参照」の利用促進事業に着手する。Rubyによる開発技術や企画力を持つIT人材を育成し、システム開発を手掛ける県内IT企業などのビジネススキル向上を促す。ソフトウエア産業の東京集中という状況を打破し、世界的普及が見込まれているRubyを核に、“国際的Ruby技術拠点福岡”を目指す。 Ruby利用促進事業は福岡県が27日に公表する「新ふくおかIT戦略」の一環に位置付ける。福岡県やビジネスコミュニティー「Rubyビジネスコモンズ」やNPO法人「高度IT人材アカデミー」、地場企業などで構成予定の「ふくおかRubyフォーラム実行委員会」が事業主体となる。同事業ではRubyによる開発事例などを紹介し、IT企業やユーザー企業に活用を促すフォーラムを開く。またシステム開発の競争力を高めるため、Rubyを用いたシステムなどを募集