IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田 達夫)は、内部不正の発生、およびその対策の実施状況等を把握し、内部不正の防止に向けた環境整備を促すため、「内部不正による情報セキュリティインシデント実態調査」を実施し、その報告書を2016年3月3日(木)に公開しました。 URL:https://www.ipa.go.jp/security/fy27/reports/insider/ 近年、組織内部から漏えいした情報により引き起こされるインシデントに関する報道が相次いでいます(別紙①)。例えば内部不正(*1)はその被害額が外部からの攻撃によるものよりも高額な傾向があり(*2)、組織は内部不正を未然に防ぐ必要に迫られています。しかしながら、内部不正は、職務上与えられた権限を使い行われるため、その対策は容易ではありません。 IPAでは、2012年に内部不正についてその動機や抑止・防止策を明らか