『GRAVITY DAZE』はいかにしてあの浮遊世界を実現したのか? そのヒミツが明かされる【GTMF2012】 “Living Backgroud”な世界を実現するために 2012年7月4日、東京都内でゲーム開発者を対象としたツール&ミドルウェアの総合展示会“Game Tools&Middleware Forum”が行われた。ゲストセッションでは、PS Vitaで発売され、アーティスティックな世界や独特なゲームプレイが高評価を受けた『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』のグラフィック周りでの工夫が明かされた。 登壇したのは、アートディレクターを務めた山口由晃氏と、リードプログラマーの横川裕氏。本作のコンセプトは、“1.フレンチコミックのエッセンス”、“2.日本のキャラクター性”、“3.アメコミのヒロイズム”、“4.重力を自由に操るアクショ