Microsoftの「Midori」OSプロジェクトに関して、この数週間で興味深い進展が2つあった。 第一に、Midori(Microsoftの非「Windows」ベースのOSプロジェクト)がエグゼクティブバイスプレジデントのTerry Myerson氏の下で、Unified Operating Systemグループに移管されたという話を筆者は2人の関係筋から聞いた(それまでMidoriはインキュベーションプロジェクトで、商品化を実現する可能性のある拠点を社内に持たなかった)。 第二に、Microsoftの上層部はMidoriチームの一部メンバーに対して、同プロジェクトのより詳細な情報を公表する許可を与えたようだ。具体的には、Midoriチームのメンバーの1人であるJoe Duffy氏が米国時間2013年12月27日のブログで、Midoriの開発に使用されている言語に言及した。この言語は、
← 前回 連載 INDEX 次回 → 前回は「Xamarinが何を提供しているのか?」について説明した。 Xamarinは、テクノロジーとしては.NET FrameworkとC#の上に成り立っているが、ソフトウェアの基盤はこれらの技術の独自実装であるMonoの上に成り立っている。Monoについての理解が深まれば、Xamarin製品の理解も深まることになろう。 そこで今回と次回は、このMonoについて解説しよう。 * Xamarin 2.0のリリースに際して、「Mono」の名前が「Xamarin」になったと思われていることもあるようだが、そうではなく、Monoは従来のままのオープンソースプロジェクトであり、XamarinはMonoを主にモバイル開発製品に適用しているということになる。 Monoの歴史的な成り立ち MonoプロジェクトのリーダーであるMiguel de Icazaは、本来はLi
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く