たばこが1箱1000円に値上がりすると、税収増どころか最大で1.9兆円税収が減るとの試算結果を23日までに、京都大大学院の依田高典教授(応用経済学)がまとめた。 1箱1000円になれば単純計算で9.5兆円の税収増とされ、超党派の国会議員連盟がたばこ税引き上げを目指しているが、依田教授は「価格が上がるほど禁煙の成功率も上昇する可能性が高い。大幅値上げによる税収増は疑問」と話している。 試算によると、1箱1000円では、これまでの研究から喫煙者の97%が禁煙しようと思うと考えられ、全員禁煙に成功した場合、税収が1.9兆円減少する。1箱300円の場合と同じ54%の禁煙成功率で試算しても、税収増は3兆円だった。 一箱500円の場合は、禁煙しようと思う人の割合は40%にとどまるとみられ、0.6兆〜1.5兆円の税収増が見込める。
6月23日付け産経新聞朝刊一面に寄稿した、「量が質に転化する瞬間」という文章が、ネット上でも読めるようになりました。羽生善治十九世名人(永世名人)の誕生を記念して書きました。 http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080623/shg0806230330000-n1.htm ・・・・・・ 羽生は将棋の世界の情報について、グーグルは世界中のすべての情報について同じことを目指しているからだ。同じこととは、「量が質に転化する瞬間があるはず」という仮説の検証である。羽生は、高速道路の先の大渋滞を抜けることと「量が質に転化する」ことは深くかかわってくるはずだと、最近いつも私に言う。そして、この仮説をめぐる何らかの事象は、社会が変化するよりも先に、限定的空間である将棋の世界でピュアな形で発現するに違いない。羽生はそんなことを考えながら、厳しい勝負の日常を生きてい
2008年06月23日09:00 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 嘘という真実 - 書評 - 嘘を見破る質問力 日本実業出版社より献本御礼。 反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力 荘司雅彦 本書を読了して、なぜ著者が人気弁護士となったのかがやっと理解できた。 著者は、法律以上に人というものをよく理解しているからだ。 嘘を見破るためというより、人というものを見究めるために読むべき一冊。 本書「反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力」は、「最短で結果が出る超仕事術」を著した著者が、弁護士という本来の仕事に立ち返って、嘘というものに関して考察し、それを通して人というものを洞察した一冊。 目次 - 日本実業出版社より はじめに 第1章 華麗なる芸術、反対尋問 1 反対尋問を駆使して嘘を見破る 2 リンカーンが用いた危険な技法 3 反対尋問の技術をビジネスで活用する 第
フランス西部フィニステール(Finistere)のギルヴィネック(Guilvinec)港に打ち寄せる波(2008年3月10日撮影)。(c)AFP/MARCEL MOCHET 【6月19日 AFP】地球上の動植物の90%が消滅した大量絶滅は、潮の満ち引きが主因だったとする研究結果が英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表された。 地球上の生物の多くは過去5億年で、それまでの少なくとも5倍の速さで絶滅している。その原因の解明は古生物学および生物学上、大きな課題となっている。 これまでその原因として、火山の噴火や小惑星の地球衝突で大気中に舞い上がった大量の粉じんが幕となって引き起こされる冷却効果、二酸化炭素の排出量増加による温暖化、病気、資源をめぐる種間の争いなどが指摘されてきた。 今回発表された研究結果は、劇的な大変動ではなく、潮の干満と地質時代のたい積物を主要因として結論づけている。 ■
本書の「はじめに」によれば、ジャガイモは偏見にまみれた作物だったようだ。「イモなんかで文明が生まれるか」と言い放った考古学者さえいるという。ずいぶんな言い方だが、太平洋戦争下、代用食としてイモ、カボチャ類ばかりを食べ、ひもじい思いをした世代の恨みもたぶんに影響しているのだろう。 だが、それを差し引いても、ジャガイモは分が悪い。世界三大文明の食糧基盤は小麦や米といった穀類に依っていることから、「非穀物農耕や牧畜の生産経済では、一万人以上の人口を一緒に集住させ、生活させることはほとんどまったく不可能」という考えが考古学や歴史学の分野で幅を利かせ、自明とされてきたという。 本書は、ジャガイモに着せられた汚名を雪ぎ、ジャガイモがいかに人類史に貢献してきたかを明らかにする。 著者はトマト、ジャガイモ、タバコといったアンデス原産の野生種の調査をきっかけに「穀物唯一史観」とでもいうべき文明観に疑問を抱く
山崎パン採用情報ページの“高卒と大卒の差”が「差別だ」とネットで話題に 1 名前:メル ◆aquaO2s2S6 @甘がみアリゲーターφ ★ 投稿日:2008/06/22(日) 20:21:25 山崎パンの採用情報ページが2ちゃんねるの雑談系板で話題になっている。どうして話題になっているかというと山崎パンの公式サイトの「採用情報ページ」に高卒就職者と大卒就職者別に採用ページがありそれを分けるページが最初にある。 このドアページの画像が差別、露骨すぎるということだ。 このドアページの画像を見てみると 高卒就職者は工場で黙々働きましょうといった感じを連想させる 続いて大卒就職者は華やかにスーツで営業といった感じを連想させる 2ちゃんねるでは 「これは吹くw」「これはやりすぎだろ差別が酷いにも程がある」 「差別というか現実なわけだが、これはちょっと露骨過ぎるな」「久しぶりに声に出して笑った」 「中
■ ウイルス罪新設の刑法改正に進展の兆しか 8日のエントリの続きを書くために国会会議録を検索していたところ、5月下旬にウイルス罪に関する発言がなされていたのを見つけた。 第169回国会衆議院法務委員会第13号, 2008年5月27日 (ビデオ 9分17秒あたりから) ○早川委員 自由民主党の早川忠孝でございます。いよいよ少年法の審議に入るわけでありますけれども、この大事な法務委員会で、実質上、私は、法務委員会の理事としての最後の質問になるのではないかなという思いできょうの質疑に当たってまいりたいと思っております。 (中略) ○早川委員 次に、法務大臣にお伺いをしたいのでありますけれども、いわゆる条約刑法、国際的な組織犯罪防止条約の締結に伴う国内法の整備ということで、条約刑法がずっと審議の対象になっていて、この国会では、残された会期の中でその審議に入るのはなかなか難しいという状況になっている
去年の10月に出たクルーグマンの新作。骨の髄まで民主党なクルーグマンが、大統領選にぶつけて書いた、という感じ。19世紀後半からの百数十年のアメリカの政治経済的背景を知るには大変素晴らしい本であるのだがちょっと極端だなぁ、、というのが正直な私の感想。 「アメリカの貧富の格差が広がったのは、経済の国際化や技術の進歩による『自然な経済現象』ではなく、政策によるもの。一方、アメリカが最も栄えたのは政策的にミドルクラスを生み出した時代だった。国民のためにも、国力のためにも、再度政治的に貧富の格差を縮小しよう。」 というのがクルーグマンの論であります。 「19世紀後半からの・・・」 という点については、中学、高校と歴史の授業を取るたびに、出だしの原始時代はやたら詳しくやるのに、最後の方に なると時間が足りなくなって、第一次世界大戦以降はほとんどカバーされず、、という感じになりませんでしたか?(特に理系
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