インド東部ビハール州の小学校で16日、給食のあと児童の多くが次々と吐き気などを訴えて病院に運ばれ、これまでに20人が死亡し、警察は、給食に何らかの毒物が混入していた疑いもあるとみて調べています。 インド東部ビハール州チャプラ近郊にある公立の小学校で、16日午後、児童の多くが次々と吐き気など体の不調を訴えて病院に運ばれました。 地元の警察によりますと、これまでに児童20人が死亡し31人が病院で手当てを受けています。 子どもたちは、昼の給食で出された野菜の炒め物などを食べ始めてすぐに不調を訴え始めたということで、警察では給食に何らかの毒物が混入していた疑いもあるとみて調べています。 インド政府は、貧しい家庭の子どもが教育を受けられるよう公立の小学校で給食を提供しており、この小学校では学校の調理場で給食を作っていたということです。