熊本市で先週、保護された犬の数が通常の3倍以上に上りました。市の動物愛護センターは、相次いだ雷の音に驚いて飼い主の元から逃げ出したと見ていて、「夏は雷雨が多く花火大会もあり、大きな音が苦手な犬にとっては受難の季節なので飼い主は気をつけてほしい」と呼びかけています。 熊本市動物愛護センターによりますと、今月7日から11日までに熊本市内で16匹の犬が保護されました。 通常、センターが1週間に保護するのは4匹から5匹程度で、その3倍以上にのぼります。 このうち10匹は、未明に雷が鳴った今月7日に保護されたということで、動物愛護センターは、犬は大きな音で混乱状態に陥ることがあり雷の音に驚いて飼い犬が逃げ出したとみています。 センターは犬の飼い主に対して、雷雨が予想される日には、つないでいる鎖や首輪を確認したり犬を玄関の中に入れたりするよう呼びかけています。 また、飼い主に戻せるよう首輪に連絡先を記