鈴木亮平が主演を務めるNHK大河ドラマ『西郷どん』の第39回「父、西郷隆盛」が21日に放送され、平均視聴率は前回から2.1ポイント増の12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。 前回で戊辰戦争は集結し、この第39回から物語は「明治編」へと移った。アバンタイトルは、明治37年の京都市。京都市長に就任した西郷菊次郎(西田敏行)が役所に出勤する初日の様子から始まった。初回からずっとナレーターを務めてきた西田が演者として出演することは、前回流れた予告映像でネタバレしていたし、西郷隆盛(鈴木)の長男役であることも芸能ニュースなどで事前に報道されていたため、驚いた人は少なかっただろう。 とはいえ、西田の貫禄はやはりすごい。出迎えた人々にちょっとあいさつし、その後は市長の椅子に座って会話をするだけのシーンなのに、菊次郎が相当な大物であることが伝わる。島津斉彬役の渡辺謙が退場して以来、長らく忘れて