ガーナ共和国の駐日大使が借りた東京・渋谷のビルの1室で賭博を開いたとしてカジノ店が摘発された事件で、賭博に関わった疑いがあるとして警視庁が外務省を通じて事情聴取を要請していた大使が、先週、帰国していたことが分かりました。 警視庁は、事情聴取に応じるよう改めて要請しました。 この事件は、東京・渋谷の繁華街にあるビルの1室で、客にトランプを使ったバカラ賭博をさせたとして、カジノ店の従業員10人が逮捕されたもので、店があった部屋は、アフリカのガーナ共和国の駐日大使が賃貸契約を結んでいたほか、店の入り口には駐日大使の名前が掲げられていました。 逮捕された従業員は、「大使が店に来ていた」とも供述しているということで、警視庁は、逮捕や起訴を免れる外交特権を持つ駐日大使が、違法なカジノ店に部屋を使わせていた疑いがあるとみて、外務省を通じて、任意での事情聴取を要請していました。 ところがこの大使が今月24
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