エリアFC相次ぎ離反 ユニーは、子会社でコンビニエンスストア4位のサークルKサンクスにTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化する。サークルKサンクスは、地域ごとに店舗展開を任せるエリアフランチャイザー(AFC)が、相次ぎ他チェーンへ離反。店舗数や売上高は伸び悩み、上位企業との差は開く一方だ。大手コンビニ同士の統合という挑戦的な再編から10年余り。ユニーによるグループ一体運営は新たな活路を開けるのか。(関連記事3、9面に) 「もろ刃の剣」に 1階に「サークルK」が入居する東京・晴海のサークルKサンクス本社。交差点を渡ると、看板を外し一時閉店した店舗がある。昨年12月にチェーン離脱が決まった有力AFC、シー・ヴイ・エス(CVS)ベイエリアの「サンクス」があった場所だ。3月以降、CVSが新たに契約した「ローソン」として再開店し、かつての盟友と対峙する。 旧サンクスは店を一気に広げるため
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