政府は、銀行などで10年以上お金の出し入れがない休眠口座の預金を、2014年度からベンチャー企業などの支援に活用する方針を固めた。銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行、農協や漁協、労働金庫など全金融機関の休眠預貯金を対象とし、一括して管理する機関を新たに設立する。 スタート時は500億〜600億円規模を想定している。休眠口座は、ゆうちょ銀行を除いて年間約1400万口座発生し、500億円程度が払い戻されないで残っている。毎年、休眠預金を繰り入れ、使える金額を増やしていく。 活用先としては、ベンチャー企業や震災などでお金に困っている企業、NPOなどを想定している。対象になる企業や出融資の条件、管理する機関や運用方法など具体的な制度設計は、今年度内に終える。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお試し! サービスのご